巨人3年目左腕・山田龍聖、インターネット断ちで飛躍誓う、「自主トレはすごく追い込んでいた」引退発表のソフト和田からも刺激
巨人の3年目左腕・山田龍聖投手(24)が”インターネット断ち”でレベルアップに励んでいる。JR東日本から2021年のドラフト2位指名を受けて入団するも、ここまで1軍登板はゼロ。来季は育成契約となる見込み。現在は時間を効率的に使うためにSNSやネットニュースは一切見ず、支配下復帰と1軍での活躍をかけて野球に全力を注ぎ込む。 今季は「調子が悪くても粘れるようになった」と、2軍ではリリーフとして29試合に登板し、防御率1・65と好成績をマーク。来季は育成からのスタートとなるが球団の期待は大きく、7日~12月24日にはオーストラリアのウインターリーグに派遣される予定だ。 5日の秋季練習では投球の幅を広げるべく、ブルペンで阿部監督からカットボールの握り方を伝授された。山田は「いいボールも何球かあった。右打者の内角だったり、左打者の逃げる球として投げきれたら」と手応えを口にした。 この日、現役引退を発表したソフトバンクの和田毅投手(43)には、シーズンオフの自主トレで弟子入りしたこともある。「あれだけ活躍している選手でも、自主トレはすごく追い込んでいた。(自分も)もっともっとやらなきゃいけない」。偉大な左腕にも刺激を受け、来季こそ1軍のマウンドで躍動してみせる。
中日スポーツ