大阪府・吉村知事が定例会見9月16日(全文1)大阪おおきにアプリで飲食店支援
初回インストール後、何回でも使える仕組み
これがその中身、書いていますが、図示で分かりやすく言いますと、まずこのお店を利用しようとするお客さんがQRコードの追跡システムを読み込みます。読み込むと、ここで登録しましたという返信メールがやってきます。これはもう空メールでもいけますから、タップだけでここまでいけます。そうすると下に大阪おおきにアプリページというのが出ますから、これをクリックしてもらうと、自分が今いる店のメニュー表が出てきます。クーポンとかキャンペーンなんかも表示されます。そのメニューでビールとかおつまみとか注文してもらって、タップで注文すると。そこでQRコードでそのまま決済ができるという仕組みです。 初回だけアプリをインストールしてもらったら、何回でも使える仕組みになっています。これをすることによって、利用者のほうはメニューにも触れずに、お金にも触れずに安心で飲食できると。9月16日から店舗の利用申請を行っていきます。じゃあお店のほうはどういうことかというと、注文でよくタブレットを使ったりしている、準備しているところがありますが、そういったタブレットも要らない。お客さんの、自分のマイスマホで注文してもらうわけですので、タブレット要らず。注文取りも要らない。商売繁盛ということで、感染症対策を取りながら便利にしていこうと。スマート化、キャッシュレス化をしていこうという取り組みです。もちろんこれは利用料は無料です。
お金のやりとりも不要に
店舗のほうからするとどういうことかというと、手続き大変なんじゃないのと思われるかもしれませんが非常に簡単です。大阪府のホームページから入ってもらって、これに、協力してくれる事業者は、これは公募でやりましたが、PayPayと、あとりそな銀行の決済システムのところ、ビジコム共同企業体という、この2社です。どちらか選んでいただまして、お店のほうです。どちらか選んでいただきまして、そして、両方も選べるのかな。両方選ぶというのもできるんですかね。両方選ぶのもできます。 男性:片方だけ。 吉村:片方だけですか。片方だけ選んでもらって、すいません。片方だけ選んでもらって、どっちがどういうものかというのはあとでご説明します。選んでもらって、店の情報を入れて、自分のところのメニュー作成の簡単な、そういう操作できるものがありますから、価格とかを登録してもらったら、そこでメニューが作れます。利用者向けの、その店独自のメニューがすぐに完成すると。そして大阪コロナ追跡システムに登録してもらうことで完了です。 この事業をやってくれるのはPayPayとりそなのビジネス共同体ですけど、ビジコム共同体ですが、まずPayPayのほうについては、このシステムの最初に登録の経費は無料です。それから運営経費も無料です。決済の手数料も無料です。つまりお店の側からして負担はないということになります。ただ、PayPayでの決済が必要になります。 りそな・ビジコムのほうは、導入に掛かる経費は、これは無料です。1明細辺り1円掛かりますが、1明細、ビール1個を注文したら、そこで1円掛かるわけですけど、これも2021年の3月末までは無料にしていただいています。そして各決済手数料、これはそれに応じた手数料が掛かります。りそな・ビジコムのほうはクレジットカードとか、そういう決済の仕方が可能になります。これはお客さんのほうから見ても便利だということになると思います。電子マネーもかなり多くの種類の電子マネーを使えるということになります。どちらがいいかはお店のほうに選んでいただけたらというふうに思います。 要は、このおおきにアプリを使うことで、大阪QRコード追跡システムというのを広げていきながら、一方で感染症対策を取って、飲食店、入れるようにというのを僕らは考えていますので、そこでお店の従業員と、そしてお客さんがある意味ほとんど接することなく注文、決済まで完了すると。お金のやりとりも不要になるということです。