小池都知事が臨時会見12月17日(全文3完)無自覚な陽性者が来ることは起こり得る
通常であればそこそこ安全
あとは、今やるべきこと。もうやることはやってるという声もすごく聞くんですけれども、今はやっぱり違うと。通常ではないということは申し上げたいと思います。今日、日常生活の中でもということを何回も申し上げたんですけれども、例えば通常であれば、そこそこ安全なんだと思います、ちゃんと対策をしていれば。でも、今であれば出掛けて会食をしたり、あるいはそれこそ年末年始のお話が出て、忘年会・新年会の話が出ましたけれども、やっぱりその中に無自覚で陽性の方がいらっしゃったりということは今起こり得る。そのリスクは一番高い状況であるということは言えると思います。だからこそ今は避けなきゃいけないということを、まず強くお願いしたいと私は思います。 猪口:病床をどういうふうに確保するのかという話なんですけれども、今までなるべく医療の質を下げないということで、どの病院も一生懸命、通常の医療を心掛けてきたと思うんですね。例えば、こういう病状の患者さんだったら、じゃあ予定手術を組みましょうということで、1週間後の何日、この日が空いてますから、これは来れますかとか、そういうような患者さんのニーズに合ったような形で、いろいろと手術を組むということもできただろうと思います。だけど、今、空いてる、このときにやらないとできないとか、そういうことにもなるでしょうし、救急の患者さんを診るのにちょっとした時間の遅れが出てくるとか、いろんなことがあると思うんですけれども、今まで常識であったことよりもやっぱり1つ回転を速くしなくちゃいけないとか、いろいろなやっぱり、患者さん側が望む今までの状態とはちょっと違ってくる。そういうようなやりくりをしていかないと、ベッドは出てこないだろうと思います。 特に新型コロナの感染症を診る病院は急性期の病院ですので、急性期でかなり治療だとかそういうことが急性期として重要な時期を担う病院がやっておりますので、そういう面に結構大きく出てくるんじゃないかなと思います。