小池都知事が臨時会見12月17日(全文3完)無自覚な陽性者が来ることは起こり得る
東京都の小池百合子知事は17日夜、都庁で臨時の記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京・小池知事が臨時会見 医療体制「最も深刻」に引き上げ(2020年12月17日)」に対応しております。 【動画】東京・小池知事が臨時会見 医療体制「最も深刻」に引き上げ(2020年12月17日) ◇ ◇
収束に向けての道筋は?
記者:すいません、これは専門家の先生か知事かのどちらにお答えいただくのかはお任せするんですが、以前、夜の街の感染がといわれていたころは、検査を増やして、集団検査などでわりと大規模なクラスターであっても収束が見えてきたと思うんですが、今回は、私どもが取材していても、あまりにいろんなところで小規模・中規模のクラスターが頻発していて、こういったものを検査でどのように収束に向けてやっていけばいいのか、また都民の中からは、自分がやれる対策は結構尽くしているんだけれど、どうしたらいいのか分からないというような声も聞こえてきます。こういうさまざまなところでクラスターが起きている中で、いつも呼び掛けはいただいているんですけれど、あらためてここで今一番必要なこと。どうやって収束に向けての道筋をわれわれが見ていけばいいのかっていうのを教えていただきたいのと。 あともう1点、猪口先生に、もう余力はなかなか、もう余力は使ってしまったっていうことなんですが、そういった中でさらに病床を確保していくために実際どのようなことが必要なのか。で、本当にこの病床数を新たに確保していくことができるのか。この辺りをお願いします。 大曲:じゃあまず最初の質問は私のほうからで、なかなか難しい質問ですけども。まず検査に関していうと、やはりそれをたくさんやることによって2波のころは封じ込めていけたんじゃないかというご意見で、そういう面はたくさん確かにあると思います。現状これだけ患者さんが出ていらっしゃる中で、なおかつどれぐらい、どこまで広まっているかよく分からないという状況の中で、それをたくさんやれば見えてくるのかというご意見はよく分かります。確かに難しい面はあると思うんですけれども、ただ、それでもやはり感染の広がりを知っていく、どこに、どこからどこに動いているか知っていくという意味でやっぱり僕は意味があると思っています。何よりもやっぱり早く診断をつけて、悪くならないようにすると、悪くなる前に病院に来ていただくというところにつなげられるという意味で非常にやっぱり重要だと思っています。