JR札幌駅周辺で3Dの歩行者ナビアプリ
JR東日本コンサルタンツは、JR札幌駅周辺を3Dモデルで再現した地図を使ったナビゲーションアプリの実証実験を実施する。歩行者向けナビゲーションアプリ「東京ステーションナビ」に札幌エリアを追加して一般公開し、12月9日から'25年1月31日までの期間でアンケート調査を行なう。 JR東日本コンサルタンツが開発した、駅、建物の屋内パブリック空間、地下通路等を、地上・地下にわたりシームレスにつなぐ3Dナビアプリを利用。屋内測位技術により、GPSの電波が届かない駅構内や地下鉄でも利用者の現在地を表示できる。 利用者想定は、鉄道利用者、旅行者、地域住民。店や施設の情報のほか、避難施設等の情報も提供する。普段使いのアプリとしてだけではなく、非常時にも活用できるアプリとして、駅周辺の情報発信、利便性向上に努める。 今回の実証は、JR東日本コンサルタンツが国土交通省のプロジェクト「PLATEAU(プラトー)」におけるユースケース開発事業の一環として実施。JR北海道、札幌駅総合開発、JR北海道フレッシュキヨスク、札幌駅立売紹介の協力を得て地図データを作成し、JR東日本コンサルタンツが保有する東京ステーションナビに札幌駅エリアを追加して公開する。アンケートには、アプリ上の画面のリンクから回答できる。
Impress Watch,加藤綾