医師たちが、よい睡眠のためにやっていることを聞いてみた【素敵ドクターズ100名の養生ルーティン⑥】
全身を刺激してくれる睡眠前の愛用アイテム
手軽に体がすっきりするアイテムをおすすめしてくれたのは、女性泌尿器科医の二宮典子さんだ。 「寝る前に、ミーサマットに乗っています。突起がついていて、寝るだけで体を刺激してくれるので体がすっきりします」(二宮典子先生)
【教えてくれたのは】 二宮典子さん 女性泌尿器科医。医療法人 心鹿会 理事長。泌尿器科専門医・指導医、性機能専門医、漢方専門医。最近注目されているフェムケアやGSMにいち早く取り組み、婦人科、泌尿器、性機能、外見のコンプレックスなどの、相談しにくい悩みにも対応。下ネタ医療系YouTuberとしての顔も持ち、若い世代から更年期世代、シニアまで幅広い層に人気。
アメリカではヘルスケアの一環。セルフプレジャーで良質な睡眠に
麻酔科医の富永喜代さんは、日頃からさまざまな形で性について情報発信を続ける先生らしい、こんな方法を教えてくれた。 「眠りにつきにくい、と思ったらセルフプレジャーを。脳内に鎮痛・鎮静作用や、入眠や睡眠の質を改善してくれるβ-エンドルフィンが分泌され、良質な睡眠が得られます。アメリカ合衆国での研究では、セルフプレジャーは性欲追求の手段だけではなく、ストレス解消や不眠対策にも効果があるといわれています。ヘルスケアの一環として行われているんです」(富永喜代先生)
【教えてくれたのは】 富永喜代さん 麻酔科医。富永ペインクリニック院長。医学博士。日本麻酔科学会専門医。1993年より聖隷浜松病院などで麻酔科医として勤務、2万人を超える(通常1日2名のところ、1日12名)臨床麻酔実績を持つ。2008年愛媛県松山市に富永ペインクリニックを開業。痛みの専門家として全国でも珍しい性交痛外来を開設し、1万人超のセックスの悩みをオンライン診断している。性に特化したYouTubeチャンネル『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』は、チャンネル登録者数28万人、総再生数は6600万回超。SNS総フォロワー数44万人。真面目に性を語る日本最大級のオンラインコミュニティー『富永喜代の秘密の部屋』(会員数1.6万人)主宰。『女医が教える性のトリセツ』(KADOKAWA)など著書累計98万部。