世界の目が宇都宮に注がれる大決戦 日本が誇るアジア最高位のワンデーレースがここに【Cycle*2024 宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース:プレビュー】
そのクオリティは、プレイベントに位置づけるには贅沢すぎるほど。前回まで同レースを3連覇したエドワルト・トゥーンスに代わり、リドル・トレックはピーダスンで勝ちに来るだろうか。前回3位のアクセル・ジングレ(コフィディス)、同4位のハミッシュ・ビードル(チーム ノボ ノルディスク)も再び上位をうかがう。日本勢最上位の6位に入った岡篤志(JCL TEAM UKYO)にも、表彰台の期待がかかる。 “世界vs.日本”の構図が楽しめる唯一の機会ともいえるジャパンカップ。ワールドクラスのチーム・選手による力強い走りに、日本勢がどこまで太刀打ちできるのか。これまでの歴史を見ていても、ジャイアントキリングの可能性は大いにある。世界の目が注がれる宇都宮で、われわれは決定的な瞬間を目撃することとなる。
文:福光 俊介
福光 俊介
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