ノースカロライナ大学でプレーした経歴を持つヒジカタが2つのマッチポイントを凌いで今季4度目のツアー8強入り [ウィンストンセーラム・オープン/テニス]
ノースカロライナ大学でプレーした経歴を持つヒジカタが2つのマッチポイントを凌いで今季4度目のツアー8強入り [ウィンストンセーラム・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「ウィンストンセーラム・オープン」(ATP250/アメリカ・ノースカロライナ州ウィンストンセーラム/8月18~24日/賞金総額86万7750ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第16シードのリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)がボルナ・チョリッチ(クロアチア)に3-6 6-3 7-5で逆転勝利をおさめた。 ~ウィンストンセーラム・オープンで2つのマッチポイントを凌いだ末に8強入りを決めた第16シードのヒジカタ選手~ お互いに相手のサービスゲームを一度ずつ破ってセットを分け合ったあとチョリッチは第3セット5-3とリードしたが、第8ゲームで2つのマッチポイントを凌いでブレークバックに成功したヒジカタが最終的に最後の4ゲームを連取して2時間37分で今季4度目のツアー8強入りを決めた。 「ボルナと対戦するときは常にフィジカル的に厳しい戦いになる。彼は一流の選手だから多くを与えてくれない。今日は運がよかったかもしれないけど、勝ち抜いて明日もプレーできることになってうれしいよ」と会場にほど近いノースカロライナ大学でプレーしていた経歴を持つヒジカタは試合後のオンコートインタビューで語った。 「大学時代に1年を通して拠点にしていたチャペルヒルは第2の故郷のような場所だから、戻ってくるのはいつも素敵なことだ」 ヒジカタは次のラウンドで、第12シードのアルトゥール・リンデルネック(フランス)を6-3 6-3で破って勝ち上がったダビド・ゴファン(ベルギー)と対戦する。 そのほかの試合では第11シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)、第15シードのパベル・コトフ(ロシア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したクリストファー・ユーバンクス(アメリカ)、予選勝者のラーナー・ティエン(アメリカ)、ワイルドカードを得て参戦したパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。 第17シードのロマン・サフィウリン(ロシア)はユーバンクスに3-6 6-1 6-7(8)で競り負け、3回戦で姿を消した。 準々決勝ではミケルセンがユーバンクスと、コトフが前日に不戦勝で8強入りを決めていた第10シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と、ティエンはカレーニョ ブスタと顔を合わせる。
テニスマガジン編集部