【学年別】自由研究におすすめの「実験」4選!家ですぐにできる&学びが深まるテーマをご紹介
夏休みの自由研究のテーマ選びは、あれこれ悩んでしまうもの。子どもたちは、どんな自由研究に取り組んでいるのでしょうか? 全国の小・中学生の保護者にアンケートを実施したところ、昨年最も人気だった自由研究のテーマは、王道の「図画工作」でした。他方、自由研究にはほかにもいろいろなテーマがありますが、続く2位には「実験レポート」がランクイン。「観察レポート」「調査レポート」に10ポイント近くの差を付け、強い人気を誇ります。
自分で仮説を立てて、実際に確かめて、結果を分析していく実験レポートは、試行錯誤が多く大変な分、気付きや学びも多いもの。 とはいえ、家にあるもので、テーマ選びや実験の計画を考えるのは大変。実験結果の考察やまとめ方に悩んでしまうこともあるでしょう。そこで今回は、「ベネッセ教育情報 自由研究ガイド」の中から、身の回りにあるものでできて、身近な疑問を解消できる実験の自由研究を学年別にご紹介します。 ちょっと差を付けるまとめ方の一工夫や学びのポイントにも要注目です!
【小学校低学年】におすすめ! 水に浮かぶトマトと沈むトマトを見つけよう!
対象学年:小学1年生 小学2年生 小学3年生 小学4年生 制作日数:1日 水に浮くトマトと沈むトマトにはどのような違いがあるのでしょうか? 色や種類、見た目、熟し方などさまざまな条件で実験してみましょう。 【用意するもの】 ●いろいろな種類のトマト(フルーツトマト、ミニトマト、一般的なトマトなど) ●大きなボウル ●皿2枚 【進め方】 1.ボウルに水を入れ、トマトをそっと入れる。 2.トマトが浮くか、沈むかを観察する。浮いたトマトを置く皿、沈んだトマトを置く皿を用意しておき、それぞれ当てはまるほうに置いていく。 3.浮いたトマトと沈んだトマトの色や見た目を比べる。 4.切って、中の様子を観察する。食べてみて味を比べる。 【まとめ方の工夫】 ●用意したトマトの種類(名前がわかるものは名前を書く。わからないものは大きさや色を書く)。写真やイラストを使って視覚的にわかりやすくするのもおすすめ。 ●浮いたトマトと沈んだトマトを表にするとわかりやすい。 ●どんなトマトが浮いたのか、理由を考えてみる。色や味、皮の厚さ、熟し方などを比べて気が付いたこと、考えたことをどんどん書く。 【学びの深め方】 沈むトマトを浮かせる方法を考えてみるのもおすすめ。水を塩水にしたら、沈んでいたトマトはどうなるか実験してみましょう。