【学年別】自由研究におすすめの「実験」4選!家ですぐにできる&学びが深まるテーマをご紹介
【小学校中学年~高学年】におすすめ! 塩の結晶を取り出そう!
対象学年:小学1年生 小学2年生 小学3年生 小学4年生 小学5年生 小学6年生 制作日数:3日~1週間 塩水を日光で蒸発させて塩の結晶を取り出してみましょう。海水で実験するのもおすすめです。 【用意するもの】 ●食塩水(しょくえんすい、または海水) ※水100mLに塩3.5gをとかすと、海水に近いこさの食塩水ができるよ。 ●白い食品トレー(大きさが同じもの)3つ ●アルミはく ●太めの油性ペン(黒) ●計量カップ
【進め方】 1.食品トレーの1つの底を油性ペンで黒くぬる。黒いトレーの場合はそのまま使う。 2.食品トレーの1つにアルミはくをしく。 3.白、黒、アルミはくのトレーにそれぞれ30mLの食塩水を入れ、室内のよく日が当たる場所におく。 ※ なるべく長い時間、日が当たる場所を選ぶ。 ※ 風で飛ばないようにトレーに重しをおく。日をさえぎらないように注意。 4.昼と夕方に様子を見て、気付いたことをメモする。 【まとめ方の工夫】 ●トレーごとに、塩が結晶になるまで何日かかったかを表にする。 ●結晶になるまでにかかった日数を比べて気付いたことを書く。 ●塩の結晶はどんな形かを絵や写真でわかりやすくまとめる。家で使っている塩とも比べてみる。 【学びの深め方】 濃度の違う食塩水を用意して、結晶の違いを比べてみましょう。また、容器の大きさや、材質が違うと結晶になるまでの時間がどのように変わってくるのかを調べてみましょう。 海水から塩を取り出す「塩田(えんでん)」を行っている地域や、その方法について調べてみるのもおすすめです。
【小学校高学年~中学生】におすすめ! ペットボトルで雲を作ろう
対象学年:(保護者と一緒に)小学2年生 小学3年生 小学4年生 (一人でできる)小学5年生 小学6年生 中学1年生 中学2年生 中学3年生 制作日数:30分 ペットボトルと消臭スプレーで雲を発生させてみましょう。どんな雲ができるのか、どうしてできるのかを予想しながら実験してみるのがおすすめ。 【用意するもの】 ●空のペットボトル(炭酸飲料用の厚みのあるもの) ●消臭(しょうしゅう)スプレー(エアゾール製品) ●消毒用エタノール(スプレータイプ) ●水 【進め方】 1.ペットボトルにスプーン 1 杯の水を入れ、消毒用エタノールをひと吹き入れる。 2.1の中に消臭スプレーをひと吹きして口をしっかり閉める。 3.ペットボトルの中のくもりがとれるまで待つ。 4.ペットボトルを強く押す。勢いよくパッと力をゆるめると、中が白くくもる。 5.もう一度押すとまた透明になり、パッとはなすとくもる。 【まとめ方の工夫】 ●水を入れない時、たくさん入れた時で中の様子が変化するか、試して結果を書く。 ●ペットボトルの中で起こっていることから、空の上で雲ができる現象を予想してみる。予想が当たっているかは、辞典やインターネットで確認する。 【学びの深め方】 雲にもいろいろな種類があります。どんな雲があるか、それぞれの特徴やでき方について調べてみるのもいいですね。 空気の特徴を押さえておくこともおすすめです。圧縮されたり、膨張したりすると温度はどうなるでしょうか。また、湿った空気が冷やされるとどうなるでしょうか?