スケートボード堀米雄斗の初代金メダルに全米が震撼!「4つのモンスター級トリック」「この競技の新たなキングになる」
「スケートを走らせているとき、彼はほとんど力む様子が見られなかった」と堀米のパフォーマンスを紹介。「彼は本当にそうしようとしたのか。決勝での転倒でもひるむことはなかった。彼は、これまでの大会で一度も試したことがなかったと明かした1つを含め、4つのモンスター級のトリックを成功させた。そして彼は金メダルを確信したとき、スケートボードを空中へ放り投げた」とレポートした。 また「勝利の後の記者会見で、堀米は彼の競技にとってこの瞬間がいかに大きなものか理解しているように見られた」と記し、スケートボード競技の現状について触れた。 「新型コロナウイルスのパンデミックの間に競技人口を急増させたスケートボードにとって目覚ましい瞬間となる。人々は苦境を忘れるため、できれば1人屋外でソーシャルディスタンスを取ってやれる新たなチャレンジを喉から手が出るほど求めていた。米国のスケートボード人口は2020年の間で34%急増していた」 さらにこんなデータも付け加えた。 「英国では、国内のスケートパークの場所を記すウェブサイトへの訪問者数は2020年4月と比べ2021年4月は214%増加した。多くの大人たちでさえ、厳しい時期に気を紛らわすアクティビティーとして、もしくはスポーツ競技が中断されている間に子供たちと一緒にできるものとして初めてスケートをやり始めている」 欧米では新型コロナ禍でスケートボードが見直されブームとなっている。 「(ナイジャ・)ヒューストンはこの競技のレブロン・ジェームズかタイガー・ウッズのような存在になっていた。だが、世界は今、堀米を心のよりどころにすることができる」とも絶賛。「彼がスケートボードの初の金メダルを勝ち取ったことで、これまでスケートボーダーたちが嫌悪されていた日本や、他の場所でのステレオタイプな概念を拭い去ることができるかもしれない。スケートボード禁止のサインは、まだ東京のあちこちでは一般的なのだ」と、堀米の金メダルが日本におけるスケートボードの認知に大きく貢献したという意義を高く評価。「今スケートボーダーが日本の五輪チームの顔の1人となった」という言葉で記事をまとめた。