内臓脂肪が勝手に落ちていく決め手「〇〇〇オイル」の驚くべき健康効果、とり方のコツとは?【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト④】
Q. MCTオイルは、内臓脂肪を減らす以外にどんな効果がある?
A. 炎症の抑制や、がん予防、腸内環境改善、認知症予防、肌の老化防止などが期待できる 「さまざまな病気や老化を進める原因になるのが、体で起こる慢性炎症ですが、MCTオイルには、抗炎症性サイトカインであるIL-10の分泌を増やし、炎症を抑え込む作用があるとされています。 また、MCTオイルを用いた食事療法で脂肪燃焼体質になると、糖質を餌とするがん細胞が餌不足に陥るので、がん予防にもつながるといわれています。そして、MCTオイルには抗菌作用もあり、腸内の悪玉菌を減らし、腸内環境を整えてくれます。それによってアレルギーの抑制にもつながるという研究結果も報告されています。 さらに、アメリカでは、ココナッツオイルやMCTオイルが認知症予防に有効であるという報告も発表されていますし、血糖値が上がりにくくなることでシミやシワなど肌の老化を進めてしまうAGEs(終末糖化産物)が生まれる機会が減り、肌の老化予防効果も期待できます。そのほか、ケトン体が増えると血流が改善するので、冷え症の改善効も期待できます」
Q. MCTオイルは、いつとるのが最も効果的?
A. 毎食とるのがよく、特に必ずとりたいのが朝と昼 「MCTオイルをとるのに慣れてきたら、毎食の習慣にしていただきたいのですが、特に意識してとるとよいのが朝と昼です。その理由は、一日のうちでもエネルギーを多く消費する時間帯だからです。MCTオイルを朝や昼にとると、脂肪燃焼回路で生まれたエネルギーが有効活用でき、パフォーマンスも上がります。 全体的な摂取量が大さじ3以下であれば、一日に何度“かけオイル”をしてもOKです。 また、MCTオイルの効果は、体内で消化されるまでの約3時間~最大10時間までといわれているので、間食も含めてちょこちょことこまめに摂取するのがおすすめ。食事ではスープやサラダなどいろいろな料理に、また、間食ではコーヒーや豆乳などのドリンクや、ヨーグルトやナッツなどのおやつにかけるのもいいいですね」
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