「ルーマニアだったらあり得ない」 初訪日のルーマニア人4人組 日本の街中で思わず写真を撮影した光景とは
性能の高さから、日本の自動車は世界中で高く評価されています。初めて日本を訪れたルーマニア人は、道を走行していた車を見て驚愕。母国との違いを感じた、ある車両を見て思わずシャッターを切ったそうです。いったい、どんな車両だったのでしょうか。 【写真】「ルーマニアだったらあり得ない」と驚いた光景の写真 ◇ ◇ ◇
初訪日 誕生日をみんなでお祝い
ルーマニアの首都・ブカレストからやってきた、クリスチャンさん、アンカさん、ブレンダンさん、マリアさん。4人とも初訪日です。今回の旅は、40歳の誕生日を迎えるアンカさんを囲んでのアニバーサリー旅行なのだとか。 「富士山の近くにも行きたかったし、福岡など西のほうにも足を延ばしたかったんです。でも2週間では無理ですね……。日本を回るには、2か月は必要です」 お祝いも兼ねた旅行ということもあり、入念に観光地などのリサーチを重ねてきた様子の4人。時間が足りないながらも、東京や京都、大阪、金沢、高山など、各地をめぐる予定に落ち着いたようです。 話を聞いた日は、日本に到着した当日でしたが、すでにさまざまな都内の名所を観光。明治神宮や浅草寺、スカイツリーを見学し、秋葉原では買い物を楽しんだそうです。とても充実した初日を過ごしていました。
「思わず写真を撮りました」
そんな4人は、母国との差を感じて驚いていることがあるといいます。それは、日本の交通事情や走っている車の様子です。 「ルーマニアにも電車はありますが、車が多いので交通渋滞がひどくて。日本は道もきれいだし、混んでいても車は流れているし、息ができる! と思いましたよ」と、アンカさん。また、ブレンダンさんは道路事情だけでなく、走っている車にも大きな違いがあると指摘しました。 「どの車もピカピカですよね? 生コンクリートを積んでいるミキサー車すらも銀色に輝いていて、思わず写真を撮りました。ルーマニアだったらあり得ないです。なんだったら、運んでいるものが、ちょっと道路に漏れていたりします」 普通車から生コンクリートを運送する大型作業車両まで、清潔かつメンテナンスの行き届いた状態で走行する日本の車に、目を丸くしたブレンダンさん。ルーマニアの車事情と比較し、驚きのあまりカメラのシャッターを切ったと興奮ぎみに語りました。 街を走る車を見るだけでも、カルチャーギャップを感じ、興味津々な4人。日本の風景や文化にさまざまな刺激を受けて、旅を満喫してほしいですね。
Hint-Pot編集部