内臓脂肪が勝手に落ちていく決め手「〇〇〇オイル」の驚くべき健康効果、とり方のコツとは?【更年期世代の我慢しないで内臓脂肪が勝手に落ちるプロジェクト④】
更年期以降、女性につきやすくなる内臓脂肪は、放っておくと生活習慣病の原因に。早めの内臓脂肪撃退によいと、人気が高まっているのが「MCTオイル」。はたしてどんなもの? MCTオイル生活で、自身の脂肪をご飯茶碗約92杯分も落とすことに成功した、形成外科医であり分子栄養学認定医でもある齋藤真理子さんに教えていただいた。
MCTオイルは、脂肪を減らし基礎代謝を上げて脂肪燃焼体質に導く
この連載の第3回<2カ月で-6kgに成功した医師が伝授! 勝手に内臓脂肪が落ちていく3つのメソッドとは!?>でもご紹介したように、内臓脂肪が勝手に落ちていく体づくりをサポートしてくれるのがMCTオイル。まずは、その効果について改めて齋藤先生に伺った。 「MCTオイルとは、中鎖脂肪酸の英語名Medium Chain Triglycerideの略称で、母乳や牛乳などの乳製品や、ココナッツやしなどのヤシ科の種実に含まれる成分。まず、MCTオイルは、脂肪が勝手に燃えていく“脂肪燃焼体質”づくりをサポートしてくれます。脂肪燃焼体質になるには、糖質を制限してエネルギー不足を起こすことで、脂肪をケトン体に変えてエネルギーにする“脂質代謝”の状態にするのがポイント。 ただ、極端な糖質制限は体に負担をかけるうえ、リバウンドしやすいのが難点。そこで活用したいのがMCTオイル。一般的な油と比べて4倍速く分解され、脂肪としてたまりにくいうえ、MCTオイルをとると、厳しい糖質制限をせずともケトン体が産生され、体内の脂肪を使ってどんどんケトン体を作る“脂肪代謝”に変わります。 また、ケトン体が増えると、ミトコンドリアが活性化し、基礎代謝もアップ。脂肪が減って、基礎代謝が上がるというふたつの効果で脂肪燃焼体質に変わるのです。 ケトン体には満腹中枢を刺激して食欲を抑える効果もあるので、食べすぎ防止効果も期待できます。さらに、MCTオイルにはインスリン抵抗性を改善する効果があり、食後血糖値の急上昇を抑えて、血糖値を安定させる効果も。そのため糖が脂肪として吸収されづらくなります。これらの効果から内臓脂肪も落ちやすくなるのです」 そんなMCTオイルに関するさらなる疑問についてお答えいただいた。
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