楽しみは株価だけじゃない!?【株主優待】イオンでいつでも10%割引や3%のポイントバック!保有しておきたい銘柄は?
◆イオン系の株主優待は2つ以上を1度に使える! イオン系の「株主優待」は、複数銘柄を持っていれば2つ以上を1度に使うこともできます。このテクニックを知っておくだけで、ふだんの食費をはじめとした生活費を節約できるでしょう。 例えば、20日30日の「お客さま感謝デー」に2,000円のお買い物をした場合、合計して257円分、節約できます。 まず「お客さま感謝デー」で、イオンの株でもらえるオーナーズカードを提示すると5%オフとなり100円割引、合計金額は1,900円に。イオンの株100株保有で3%のポイントバックとなり、後日57WAON POINTがもらえます(※受取りはWAON POINTか現金キャッシュバックか選択できる)。 そして、都内のマックスバリュ関東店舗であれば、ここでユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの優待券を出せば、さらに100円割引も適用されます。 複雑に感じるかもしれませんが、持っている優待券などをすべて出すだけで、自然と節約ができるわけです。お買い物ごとに積み重なると節約効果は大きくなります。
◆株と上手に付き合えば生活費削減に! 株価は変動するため、投資が怖いと思う人もいるかもしれません。そういった人は、まずはチャートを見て、株価がいくらくらいなのかをウォッチするところからはじめてみてはどうでしょうか。 イオン株だと2月と8月の年2回の権利なので、8月の権利に間に合わせるためには権利付最終日(8月28日)までに買う必要がありました。ただ、権利付最終日を過ぎてからだと株価も下がりやすくなるため、割安タイミングを狙って買う方法もあります。 2024年8月上旬に株安になったタイミングもあり、常日頃から株価をチェックしている人だと、このような割安なタイミングを見逃さずにうまく買うこともできました。 株式投資にはさまざまなスタイルがあり、一般的には毎日トレードするイメージを持たれている人もいるかもしれません。しかし、「株主優待」は、実は中長期保有に向いています。 毎年、「株主優待」や配当金をもらい、株価が下がったとしても「毎年、株主優待と配当金をもらっていければよい」と考えることもできるからです。 紹介した銘柄は、イオンでのお買い物が割引になるほか、ポイントバックや現金キャッシュバックもある銘柄です。「株主優待」が廃止されない限りはずっと生活費削減ができるため、中長期保有することで節約に役立つと実感できる銘柄でもあります。
谷口久美子
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