「こわ」「ケンカみたい」かかっておいで…巨漢力士が見せた“隙のない構え”に驚きの声 体重100キロ差対決での珍しい一コマ
<大相撲九月場所>◇四日目◇11日◇東京・両国国技館 体重101キロ差の無差別級対決で、巨漢力士が見せた珍しい“隙のない構え”と迫力に「こわ」「ケンカみたい」などファンが騒然となる一幕があった。 【映像】実際の取組の様子 序二段七十二枚目・錦丸(朝日山)が序二段七十一枚目・竹内(音羽山)を押し倒して今場所初白星を挙げた一番。ひと回りもふた回りも体格差がある両力士。21歳で身長175センチ、体重213.1キロの錦丸に対するは、16歳で身長171センチ、体重111.8キロの竹内だ。 立ち合い、頭をつけてもろ手で当たっていった竹内だが、錦丸の分厚い体に出足を止められる。その後、錦丸が両腕で竹内の動きを封じ、突き、張り手を繰り出していくと、竹内がたまらずに距離を取る。 とここで、錦丸が竹内の次の一手に備えるように両腕をだらりと下げ「かかっておいで」とばかりに迫力ある万全の構え。今度は錦丸が静寂を破ると、突き合いを経て、押し込めない竹内が再び距離をとる。右足を半歩前に出した錦丸が、再び両腕をだらり。先ほどよりも迫力満点の隙ない構えを見せると「こわ」「ケンカみたい」「相撲っぽくない動き」などファンが続々と反応した。 最後は意を決して飛び込んだ竹内を右の張り手で迎撃した錦丸が、脇を締めてじりじりと土俵際に押し込むと、力強く押し倒して勝負あり。館内にどよめきと拍手が起こった。 惜しくも2敗目を喫した竹内は、立ち上がる際に錦丸のさがりを発見。手に取ると、錦丸のもとへ。錦丸も右手をあげて礼で応じていた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
ABEMA TIMES編集部