ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(全文5)リスク感度が鈍かった
送金時の5桁の番号は何度でも試せたのか
三上:ごめんなさい、ITジャーナリストの三上でございます。今の件なんですけども、mijicaのウェブサイトのログインはパスワードを複数回間違えるとロックが掛かると。送金時の5桁の番号については、何度でも試せたという情報があるんですが。 事務局:そちらはそのとおりです。 三上:もう一度確認します。ログインのほうは複数回っていうことですね。送金時の5桁の番号については、何度でも試せたということですか。 事務局:それはそうです。 三上:ありがとうございます。 司会:それではほかに質問がある方は挙手をお願いいたします。それでは窓側から2列目の机の一番前の方。
窓口でないと確認できないのか
Security NEXT:Security NEXTの武山と申します。【***して 01:20:47】、口座、決済事業者との連携している口座に関して注意喚起を行うというお話があったかと思うんですけども、これは記帳などでご自身の状況を確認していただいて、身に覚えがないものを確認するということだとは思うんですけれども、通常の記帳ですと、ゆうちょ銀行の場合は30行以上を超えてしまうと合算されてしまって確認ができない、しづらいという、窓口に問い合わせないと確認ができないような仕様があるかとは思うんですけれども、これは発送するダイレクトメールなどに、いわゆる取引情報の履歴などを送るとか、そういうことも含まれているんでしょうか。それともあくまでも注意喚起であって、それは実際に作業していただくというような理解なんでしょうか。 田中:お答え申し上げます。大変、利用者の方には1回、お手数をお掛けすることになりますけども、ぜひ通帳の状況を確認いただくと。残高、あるいは店舗のほうにお見えいただいて、私どものCTMという端末をたたきますと、どの事業者さまとつながっているかというのが分かりますので、そういう点検を、ご確認をお願いしたいと。それを当然、潜在的には、なんらかの形で口座にひも付いている方が今回はリスクがあるわけでございますので、そのお客さまに個別にご連絡を申し上げてお願いをしていきたいと、そういう考え方でございます。