ゆうちょ銀行の不正出金問題 池田社長が会見(全文5)リスク感度が鈍かった
ネットバンキングの被害はどれぐらいなのか
ニッキン:ニッキンの【*** 01:27:08】と申します。よろしくお願いします。8月14日のニュースリリースで、ゆうちょダイレクトのメールでのワンタイムパスワードを使って送金できる金額を5万円以下に制限するという話があって、なぜ導入するかというと、被害が増加しているからっていうふうに【**** 01:27:26】してるんですけども、その被害っていうのがどれぐらいなんでしょうか。 事務局:お答え申し上げます。基本的には被害の状況っていうのをお尋ねなのですが、それについてはお答えしかねます。 ニッキン:現実問題、インターネットバンキングの不正送金の被害っていうのは、ゆうちょさんに限らず日本の銀行界、いろんなところで日常茶飯事起こっていることですけども、今回、このmijicaと決済サービスをつないだ不正出金について公表されて、インターネットバンキングのほうは今のところ公表はできないと思いますけども、その基準というか、何を公表して何を公表しないかっていう、この基準についてはどういうものを持っているんでしょうか。 事務局:その辺の公表する・しないの基準等々も含めて、総点検というところでまた見直していきたいなというふうに思っております。 ニッキン:それでちょっと話は戻るんですけども、5万円以下に制限するという話で、今回のmijicaの件に関して、いったんは送金制限されて、その辺り、結局それだと対策が取れなかったので取引自体をストップするっていう対応を取られたと思うんですけども、インターネットネットバンキングでの取引についても同じような対応っていうのは考えられるでしょうか。 事務局:一般論で申し上げますと、インターネットバンキングのほうでもいろいろな手口で、いろいろな悪意のある第三者がいろいろ【****** 01:29:09】なってくるという、ちょっとまだ【****** 01:29:14】いるんですけども、がございます。フィッシングから始まって、いろいろな手口で攻撃をされてきているといったような、これは私どもに限らず、ご指摘のように各金融機関が苦労していろいろな対策を打ってきているということでございます。その中で現状も被害が出て、いろんな認証を強化したりっていうことは常に努力してやっているところでございますので、その一環というふうに考えています。