水素エネルギー「こういうときに挑戦しなければ、いつやるのか」小池都知事会見8月26日(本文2完)
今のエネルギー情勢は非常に不安定
日刊工業新聞:日刊工業新聞の神崎です。今のお話【***のタイミング、決まって********00:40:56】都民の【***********00:40:59】おかしいんじゃないかっていうふうにおっしゃっていましたけども、今のタイミングで【こういった***********表明 00:41:04】されたことについての【***と 00:41:09】、今もお話があった主力電源化をいずれ目指す再生可能エネルギーの中でも、水素ですけれども、先週の会見の、水素の関連【事業 00:41:22】とも会談されました。その中で、何か今後の施策と評価につながる【************00:41:29】、【***を持って存続*****されてます。*****00:41:33】。 小池:タイミング、発表のタイミングについては、それぞれコロナ対策も含めて政府のほうでお考えになったことかと思います。また一方で、やはり今のエネルギー情勢が非常に不安定であるがために、エネルギー安全保障はまさに国家としての大きな政策遂行の任を負ってらっしゃるわけで、そういった意味でも道筋っていうことをお示しになりたかったのではないかと思います。 先ほどもちょっと世界のニュース見てましたら、中国でも渇水で水力発電がなかなかできなくて電気が足りないといって、でも結局それって中国だからではなくて、それによって計画停電で中国にある日本の企業が操業が厳しくなってるというような話につながってきているわけですね。そういう意味でわが国のエネルギーをいかにして確保していくかっていうのはまさに国家的課題であり、かつ東京の日々の暮らしにも関わってくることでありますので、注視して見ていきたいと思っておりますし、ぜひとも地元の、原発を有しておられる地元の方々のところにもしっかりと信頼を勝ち得るようにご努力いただきたいと思っております。
水素利用はできるだけ具体的・現実的に進めていきたい
それから水素ですけれども、本当にこの水素については、このエネルギー危機を奇貨としてって先ほど申し上げましたように、それを思ってるのはどの国も一緒で、特にこの水素については、また国際的な競争はものすごいものになっていくんじゃないだろうかと思います。そういう意味で東京都でも、これまでも燃料電池バスを数多く走らせてきておりまして、それによっての水素の供給のいろんなノウハウも重なってきております。この水素については技術系、そして技術でも走ったり使うほうの技術と、それからモビリティのものと、それからそれを運ぶ物流と、それからそもそも水素でもって、例えば発電をするのをどういう形でやっていく。選手村の水素で供給していたというのも、あれも福島からの水素で、これはまったくグリーン水素といわれるものですよね。 これら、どうやってコストと見合うようにしていくのかなど、まだまだ課題は多いんですけれども、でもこういうときにそういった新しい技術に挑戦しなければ、いつやるんだと。ましてやエネルギー小国の日本ですから。そこで、これだけ人口の多い首都東京でしっかりと挑戦をしていくっていうのは意義あることだと思っています。これから水素に関してはできるだけ具体的に、現実的に進めていきたいと思っています。