水素エネルギー「こういうときに挑戦しなければ、いつやるのか」小池都知事会見8月26日(本文2完)
国は国葬を責任を持って進めてほしい
今回、元総理があのような形で亡くなられるということはとても悲しい、またこれだけ治安がいい国として知られているところが、あの事件によって疑問符が付いてしまっているということは、とても残念だし、そういう意味で国葬が安全に行われるということはとても重要なことだし、国としてそれをしっかり行うというのは、責任を持って進めていただきたいというふうに思っています。 それから原発につきましては、原発については当時まだ2011年からあまり日がたってないときに、原発に対してのさまざまな規制委員会やさまざまな3.11のあとの整理がまだまだつかない中でありました。そういう中で、これからの新増設っていうのは、なかなか難しい。そしてまたそれを、既存の原発をどう改修して延長をしていくかっていうのも、なかなか難しいと思います。この時点で。今も基本的には、今度、9基動かすという話ですけど、これ東京電力管内に入ってないので、基本的には、今ある安全な原発については、やはり何よりも地元との信頼を確保するように、それぞれの事業者、関係者の方にはお願いしたいということを思っております。 新増設については、今、最近は新しい技術などができているということですが、これも同じように、どう信頼を得ていくのかということに尽きるのではないかなと思っております。
エネルギー確保は国家としての安全保障の問題
朝日新聞:【*******ですね 00:37:53】、今の知事のお話で、国の今回の原子力施策の転換っていうのが、まだこれから検討ということで、【*******00:38:03】【****SDGs*********00:38:05】【**テンカン*********00:38:13】どのような影響を与えるかということは【*****00:38:20】。 小池:こちらのほうは、原発がいつ、どのような時点でと、なかなか読めない時点で。一方で、2030年カーボンハーフという目標を掲げて、着々と進めているところです。やはり再生可能エネルギーということについては、こういうエネルギー事情が極めて世界中で混乱している中において、むしろそれをチャンスに新しい技術につなげていく、そのために都が1つのモデルケースをつくっていくなども重要なことだと思います。 やはり電源というか、エネルギーというのは多様化して、ベストミックスという言葉がありますけれども、それを行っていくことは必要だというふうに考えますし、また先ほども、屋形船をミドリムシでという話もそうですけれども、やはりエネルギーをどう確保するのかというのは、極めて安全保障、国家としての安全保障の問題になりますので、いろんなケースを考えながら模索していく。またカーボンハーフやゼロエミッションということについては、こういう時期にSDGsだとか言ってられないよという人たちもおられますけれども、こういう時期だからこそ、むしろ脱炭素化というようなこと、方向に向かって総動員していくという状況なのではないかなというふうに思っています。 いずれにしましても、それを活用するためには国民や、また産業界も含めてですけれども、信頼、それから安定性といったようなことが必要になってくるんじゃないかと思います。