「屋形船をバイオ燃料で運行」9月6日から1週間程度 小池都知事会見8月26日(本文1)
東京都の小池百合子知事は26日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年8月26日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年8月26日) ◇ ◇
まだまだ気を緩めることはできない
小池:今日は5点について申し上げたいと思います。まず新型コロナウイルスの関連でありますけれども、季節的にも来週には多くの学校が新学期を迎えることとなります。そして社会経済活動も本格的な再開となることでありましょう。そういう中で新規陽性者数、徐々に減ってきておりますけれども、まだまだ気を緩めることはできない数字かと思います。 都においては感染拡大期でも機能する保健・医療提供体制を構築してまいっております。先日、国から緊急避難措置として発生届の重点化を可能とする方針が示されたわけであります。お医者さんが患者さんを診て作成する発生届ですけれども、感染動向の把握に加えて患者さんの健康状態を把握するという一番重要なポイントになるかと思いますが、それで必要な医療につなげていくという、この機能を持っているわけです。一番大切なことは都民の命、そして健康を守ることにほかなりません。都は1人1人の患者さんを大事にしていくという観点からも、当面、発生届の取り扱いについては現在の運用を続けていくと。きのう、モニタリング会議の場でも申し上げたとおりであります。
いつでもどこでも誰とでも感染防止対策を
都民の皆さま方には、人と人との接触機会が本格的に増えてくるこれからの時期でございますので、あらためて場面場面に応じた感染防止対策の実行をお願い申し上げます。そして3つのポイント。ワクチン、換気、マスク。この点をポイントとして、いつでもどこでも誰とでも感染防止対策を実行していただくこと、よろしくお願い申し上げます。これが1つ目です。 それからHTTの取り組みでありますけれども、ここ、2点あります。まず夏のHTT推進期間での取り組み事例を募集いたします。この夏は7月の1日から9月30日まで、この間を夏のHTT推進期間といたしまして、みんなこのバッジを着けたりテレビコマーシャル等々で皆さんに訴えてまいりました。この期間に実践していただいた、さまざまな取り組みしていただいてると思いますので、この好事例をどうぞ皆さんから、うちはこうしたんだよということ、募集いたしますので、お寄せいただきたいと思います。それらの取り組みを事例集としてまとめて、さらなる電力の逼迫が予想される冬、こちらが勝負かと思いますが、その冬を乗り切るための工夫につなげていくということです。 募集の区分は2つあります。1つがご家庭向けで無理のない節電の工夫であるとか家庭内で協力して行われた省エネの事例などを募集いたします。これが1つ。もう1つは事業者向けです。働き方の工夫、そして生産ライン稼働時間の見直しによるピークシフトなど、ほかの企業の参考ともなる事例を募集したいと思います。ぜひそういったことで、みんなで協力し合ってと、よろしくお願いいたします。 この優良事例、家庭それから事業、それぞれ優良事例については、後日、表彰をさせていただきます。受け付けは今日から始めまして10月の7日までといたします。どうぞ、お子さんが応募してくださっても結構です。うちではこんなことしたんだよというような事例について、みんなでシェアしていきましょう。 そしてこれもエネルギーに関係するんですけれども、今さまざまなエネルギーの、それこそ多様性があるわけですけれども、バイオ燃料を使って、東京湾で伝統的な屋形船をバイオ燃料で動かしちゃおうという、そういう試みです。屋形船については江戸時代から親しまれていて、錦絵などにもよく出てくるものですけれども、この屋形船を使って地球環境に優しい最新のバイオ燃料で運行してみようというものです。