【欲張りフィッシング】イサキ絶好調!後半戦はハナダイ&マダイ狙いでクーラー賑やか~!千葉県片貝港『勇幸丸』
今回は、千葉県片貝へ。最盛期を迎えたイサキ釣りをメインに後半はハナダイ&マダイを狙うという楽しい〝欲張り〟釣行をレポートする。片貝と言えば〝ウイリー仕掛け〟。コマセを撒くタイミングとウイリーをコントロールしてヒットさせる〝攻めのコマセ釣り〟を堪能してきた。 【画像】こんな立派なハナダイ&マダイも!!
千葉県片貝港までのアクセス
千葉県片貝港は、東金九十九里道路「片貝IC」から5分ほど。千葉東金道路「東金IC」からは20~30分ほどとなる。アクアラインや、首都高速湾岸線経由での京葉道路利用など様々なルートがあり、東京、神奈川、埼玉方面からのアクセスも非常に良い。ただし、最近は高速道路の工事等の影響により夜間通行止めが多くなっているので事前に調べておくと良いだろう。 また、そろそろ熱中症の対策も必要になってくるので、この日は近くのコンビニで飲み物を多めに購入。片貝港に到着した後は『勇幸丸』の前に車を停めて待機し、女将さんが着くと受け付け開始となった。乗船名簿に記入して氷を受け取る。
使用タックルや〝ウイリー仕掛け〟について
竿は2.4m前後の7:3~6:4調子。後述するウイリー仕掛けの探りに適したもので、アミコマセを細かくシャープに出すことができる。ただし、仕掛けをコントロールするための長さと調子は重要。マダイ竿の5:5では細かいが操作しにくいので、流用時には注意が必要だ。リールは小型電動リールか、もしくは狙う水深が浅いので両軸の手巻きリールでもOK。60号の黄色いビシが基本でライトタックルの使用も可能とのことだが、道糸とビシの重さなどは船宿に確認していただきたい。 仕掛けは3m前後の〝ウイリー仕掛け〟で針は3~4本。一番先の針がカラ針仕様になっていて付けエサが付けられるタイプが良いだろう。船宿のオリジナル仕掛けのハリスはフロロカーボン1.7号。クッションゴムは1.5mmを30~50cm。付け餌にはイカタンとオキアミが配られる。 【画像】仕掛け図
いきなり登場!40cmの良型イサキ
『勇幸丸』の灯りが点いたタイミングで、船長の市東吉雄さんにご挨拶。分かりやすく丁寧に釣り方を教えてくれる。グループ5名で参加したお客さんのうち2名は他の釣りがメインで、イサキは今回が初挑戦とのことだ。賑やかで楽しい雰囲気を作り出してくれている。その他のお客さんも気さくな方々で本日は心置きなく釣りを満喫できそうだ。 午前4時に全員が揃い出船。ちょうど太陽が昇る瞬間、沖に船を進める際の幻想的な風景は今どきで言えば〝映える〟シーンといったところ。夕方から雨予報だったので心配していたが、海面は凪いでいる。その後約1時間でポイントとなる太東沖に到着。「着きましたので準備してください」と船長よりアナウンスがあり、各自釣り座へと移動した。 上から20mまで沈めて17mまでのタナを探る。マダイのコマセ釣りのように「仕掛け分」のタナは考慮しない。上方向に探る釣りとなる。ビシの位置が20mからなので注意されたし。「できるだけ指示ダナの上の方で掛けて下さいね。その方が型が良いです」と船長。上で喰ってくれば活性が上がるそうだ。しばらくすると右舷でヒット。しかも、いきなり良い引きを見せている。海面を眺めていると、40cm近い良型のイサキが上がってきた。さらに左舷、右舷でもイサキがヒットし、今度はトモでメジナが登場。幸先の良いスタートだ!