「教訓から学ぶべきだった」クリスタル・パレスのMF鎌田大地の起用法に現地メディアが疑問視?「リスク要因」【海外の反応】
サッカー日本代表MF鎌田大地が所属するクリスタル・パレスが、プレミアリーグの6試合を終えて、未だに勝ち星なしと苦しんでいる。イギリスメディア『News Shopper』は現地時間30日、オリバー・グラスナー監督の采配に疑問を呈し、鎌田の起用法についても指摘した。 【写真】クリスタル・パレス、最新年俸ランキング 昨シーズンのリーグ戦を10位で終えたチームは、プレミアリーグの開幕6試合で3分3敗と勝利がない。昨季のラスト7試合を6勝1分で終え、今季の更なる飛躍が期待されたものの、18位と低迷している現状に、グラスナー監督は「現実に戻ってきたのかもしれない。シーズン終盤の快進撃の後、私たちは舞い上がりすぎていたようだ。プレミアリーグは闘いだ」と、ここからの立て直しを誓っている。一方で主にボランチとして起用されている鎌田も、本来のプレーを見せられているとは言い難い試合が続いている。 同メディアは「クリスタル・パレスの指揮官は、同じ過ちを繰り返している。彼の頑固さが最も顕著に現れているのは、鎌田をボランチとして起用し続けることだ。鎌田はその役割に適していないことを何度も示してきた」と指摘したうえで「(第2節の)ウエストハム戦の後、鎌田がボランチの役割で起用された際にパレスが脆くなり、相手に中盤の支配権を与えて、2点を簡単に取られたことで、グラスナーは教訓から学ぶべきだった」と鎌田のボランチ起用に疑問を投げかけた。 続けて「それでもオーストリア人監督は、(第5節の)マンチェスター・ユナイテッド戦でも鎌田をボランチの役割で起用したが、彼は再び自分の能力不足を露呈し、パス成功率は66%にまで落ち込んだ。鎌田はボランチとしてはリスク要因であり、その役割を果たすためのフィジカルとパスの精度が欠けている」と見解を示した。 28日に行われた第6節のエバートン戦については「エバートンの同点ゴールも、鎌田のボール保持における不安定さによるものだった。しかし、この状況は数週間前から明らかで、敗北は個々のミスを超えて、監督が選手を効果的に活用していないことに起因している」と低迷の原因はグラスナー監督の選手起用にあると言及した。クリスタル・パレスの次戦は10月5日、ホームでリバプールと対戦する。
フットボールチャンネル編集部