<北陸新幹線の観光効果>老舗長野の“小さな開国” 強敵は金沢?
■ことば:「北陸新幹線」 東海道新幹線の需要増大、老朽化への対応や災害時に関東、関西を結ぶ国家戦略的な迂(う)回輸送幹線としても期待される新幹線。計画では東京、長野、上越、富山、金沢、福井などを経て大阪に至る延長約700キロメートル。長野までは平成9(1997)年10月開業。平成27(2015)年3月14日、金沢まで延伸開業。東京~金沢間は最速2時間28分。長野県内は長野駅だけ停車する「かがやき」が1日10往復、停車タイプの「はくたか」が14往復、長野~金沢間の停車タイプ「はくたか」は1往復、東京~長野間の「あさま」が16往復、富山~金沢間の「つるぎ」は18往復運行する。長野駅には現在の27本を大幅に上回る41本が停車する