元日本代表GK山本海人が21年の現役生活にピリオド「うれしかったことも悔しかったことも、全てが私の財産です」
福島ユナイテッドFCは10日、昨年末に契約満了となっていたGK山本海人(39)が2024シーズン限りで現役を引退することを発表した。 【写真】福田師王が大胆イメチェン「ライオンじゃん」「圧倒的金ピカ」 山本は清水のアカデミーからトップチームに昇格し、07年10月6日のJ1第28節・名古屋グランパス戦で初出場した。13年からヴィッセル神戸、17年にジェフユナイテッド千葉、18年に横浜FC、19年にロアッソ熊本でプレーし、21年から福島に加入していた。J1リーグ通算118試合、J2リーグ27試合、J3リーグ129試合出場。リーグカップは42試合、天皇杯は20試合に出場した。23年にはJリーグフェアプレー個人賞を受賞している。 05年にU-20日本代表、08年にはU-23日本代表に選出。09年から12年には日本代表にも招集された。 クラブ公式サイトを通じ、山本は「2024シーズンをもって、現役から退く決断をいたしました」と報告している。 「人生の半分以上である21年間、プロサッカー選手としてプレーできたことを、とてもうれしく思います。充実した楽しい時間でした」 「尊敬する両親と兄、愛する妻と息子は、私にとって大きな支えでした。幼い時からサッカー小僧で迷惑ばかりかけていたので、これからはゆっくり恩返しをしていきたいと思います」 「また、お世話になったクラブ、指導者、仲間、ファン、サポーターのみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。サッカーを通して、貴重な経験と多くの思い出ができました。本当にありがとうございました。自分自身がここまで成長できたのは、多くの方々の助けや期待があったからこそだと思っています。これからもサッカー人として、何かしらの形で貢献していけたらと思いますので、今後ともよろしくお願いします」 「6回の手術や準優勝ばかりの現役生活でしたが、常にサッカーに愛情を注ぎ、全力で取り組むことができました。うれしかったことも悔しかったことも、全てが私の財産です。長い間、本当にお世話になりました。またいつの日か笑顔でお会いしましょう」