“ファンシーおばさん”にならずに、赤やピンクやパステルを着るコツは?スタイリストが教えます
「いつもコーデが地味になってしまうので、きれい色が着たい。でも、いざ着るときれい色だけ浮いている気がして、落ち着かない」「40代以上だと、ハデなおばさんと思われそうで心配」というお悩みをいただきました。 【画像】真っ赤なニットを着こなすコツ そこで、スタイリストをしているわたくし大日方理子が、色を使ったコーディネートを組むときにどんな風に考えているかご紹介します。 前編ではデニム・黒・ワンピースを使ったコーデを紹介して好評でしたので、後編ではさらに白・グレー・ベージュを合わせてみます。私の好きな赤を使って解説しますが、どのコーデも他の色で応用が可能です。 おしゃれ上手の近道は、いいなと思ったコーディネートを真似してみること。おしゃれの正解は無限にありますので、さらに自分で色々と試してもらえたら嬉しいです。
①グレーや白い服と合わせる
グレーや白など無彩色は色ものの邪魔をしない色です。コーディネートに「同じ色を2ヶ所使う」とまとまって見えます。「同じ色を2ヶ所使う」は、服と小物でもアリ。パンツと靴をグレー、ネックレスとバッグを白と「2ヶ所使う」を繰り返すと、こなれた印象になります。
②ベージュやブラウンの服と合わせる
ベージュやブラウンと合わせると優しい印象のコーデになります。 「全身を3色以内にするとおしゃれ見えする」と耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。私は4~5色使ったとしても「同じ色を2ヶ所使う」だけでまとまって見えると思います。 4色使ったコーデでも、ネックレスとバッグの白、バッグと靴の黒と「2ヶ所使う」を繰り返すことで、説得力のあるコーデになります。
ピンクは3年に1度ぐらい更新を
色ものを買うときに、ブルベ、イエベなどのパーソナルカラーを気にする方も多いと思います。似合う色を知るのももちろん大切ですが、私は着たい色を着る主義。ヴィヴィッドカラーでもパステルカラーでも気分が上がる色を選んでいます。 もっとも流行りすたりが激しいのがピンクではないでしょうか。濃淡や青みピンク~黄味ピンクまでバリエーションが豊富です。トレンドが一周まわってまたおしゃれになることもあるのですが、ピンクアイテムは3年に1度くらいの頻度で更新したほうが安心だと思います。