大阪府・吉村知事が定例会見4月1日(全文3)1人10万円は補償の財源に
大阪府の吉村洋文知事は1日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「大阪府・吉村知事が定例会見(2020年4月1日)」に対応しております。 【動画】大阪府・吉村知事が定例会見 ◇ ◇
強制公開はできない
吉村:で、もちろんこれについて、そういう意味で言うと、民間はじゃあこれについて補償があるのかといえば、今、補償がある制度にはなっていません。一方で何か法律に基づいて行政が同意を得ずに発表できる権限があるかというと、そういう権限も行政にはありません。そういう状況の中での任意の協力をお願いして協力いただいたと。リスクを承知で協力いただいたというのがライブハウスの件だったと思います。それがわれわれの望みたいところでもあります。 今回のこのクラブについても、やはり同様に店舗名の公開ということを求めてきました。これは当然知事名というか、当然大阪府を挙げてお願いをしているわけですから、大阪府の強い要請をいたしましたが、【****00:56:39】民間の判断として今回は同意しないという結論です、これはもう。ですので、そういう状況でありますからわれわれが強制的に公開することはできないという状況です。 ただ、そういう状況の中でもやはり感染拡大を防ぐという意味で、クラスターがあるというのは府民の皆さんにお伝えをやっぱりしたいと思いますし、そういったクラブとかショーパブに行かれている方というのは、自分で行ったかどうかは認識あると思いますので、その方については、症状が出ているようなことがあれば、やっぱりこれは保健所の相談センターに相談してもらいたいと思いますし、症状が出てなくても、無症状でもこれはうつす可能性があるわけですから、感染拡大防止にご協力をいただきたいというのを広く呼び掛けたいと思います。 これを見てもらったら分かりますが、だいたい出ているのが、このクラブで早く出ているのが3月15日に症状が出ている人がいますが、3月21とか24とか27日ですか、本当に3月の下旬、つい数日前の話ですので、ここから広がってくる可能性があるから、第2、第3の波にならないようにぜひお願いをしたいというふうに思います。ここはもう現行法制度上の限界としかいいようがないと。その中でもできるだけ広く皆さんに知っていただきたいということです。