新世代イプシロン登場!新型「ランチア イプシロン」はランチアを再び成功への道へと導くか?HFの略称も復活!テストレポートも含む全情報!
成長するイプシロン
サイドビューを見れば、「イプシロン」がもはやそれほど小さくはないことがよくわかる。ドイツでは2017年から販売されていない先代と比べると、新型はかなり成長している。全長は4.08メートルで、全長は24センチ、全幅は8センチ大きくなった。その論理的帰結として、17インチの大型ホイールが採用された。
サイズ一覧: 全長: 4080mm 全幅: 1760mm 全高: 1440mm ホイールベース: 2540mm
リアドアのハンドルはCピラーに隠されており、ランチアのロゴもそこにのみ配置されている。フロントとリアには、新しいブランドアイデンティティの一部であるランチアの文字が大きくあしらわれている。
「イプシロン」のリアを見てみよう。ここにもPu+Ra HPEコンセプトからの明確な影響が見られる。フィリグリー模様のリアライトは伝説的なストラトスを彷彿とさせ、横長の「イプシロン」をあしらったライトシグネチャーもいい感じだ。手書きのレタリングは「フルビア」や「フラミニア」を彷彿とさせる。ハッチ裏には309~352リットルの収納スペースがあり、「イプシロン」は「コルサ」や「208」よりもわずかに多くの荷物を飲み込むことができる。
ドライブ: 発売当初は電気自動車仕様のみ
贅沢な外観とエレガントなインテリアにもかかわらず、ランチアはグループの大量生産技術に依存している。市場導入時には、「イプシロン」には電気自動車バージョンのみが用意される。115kW(156馬力)&260Nm。
54kWhのバッテリーで航続距離は400km強、充電速度は最大100kW(DC)および11kW(AC)である。「イプシロン」には後日マイルドハイブリッドも設定される予定だが、ランチアはまだ詳しい情報を明らかにしていない。兄弟車と同様、スペインのサラゴサで生産される。
240馬力のHFとして
スポーツバージョンも登場する。「イプシロンHF」は完全な電気自動車で、出力は240馬力。航続距離は403km、0-100km/h加速は5.8秒となる。