「ゴキブリ」を永久に駆除する4つの方法!家に現れたゴキブリの種類を特定する方法や偉大な駆除効果を知っておこう
都心部のアパート・マンション
都心部にあるアパートの下の階に住んでいるなら、トイレにゴキブリがいることを目の当たりにする人もいるはず。多いのはワモンゴキブリで、体は褐色で艶があり、下水道で遭遇する確率が高い。「都心部には地下に下水道が集まっているため、無数のゴキブリが棲息しているんです」と、スカーフ博士。 特に夏になると、ワモンゴキブリは暑さを凌いで食べ物を探すために、下水道から這い上がり、アパートに忍び込んでくる。幸いにも、クロゴキブリと同様に殺虫剤に耐性を持っていないため、簡単に駆除がしやすい。
都心部のアパート・一軒家
都心に住み、ワモンゴキブリと特徴が違うようなら、チャバネゴキブリの可能性が高い。チャバネゴキブリは小型で体長約10-13mm。頭部の後方にある前胸背板上に、2本の黒色の縦線があるのが特徴。 チャバネゴキブリは、人間が住む場所にしか棲息しない。「チャバネゴキブリは、本来の自然の生息地から完全に離れて棲息できるように進化を遂げてきました。人間が住む場所や建造物に棲息しています」と、スカーフ博士。どこにでもいるチャバネゴキブリだが、一般的には、都心、または都心部の過密地区に集中している。
駆除方法1. あらかじめ、家に侵入させない予防策を講じる
ゴキブリを家に寄せ付けないためには、事前に対策を練っておくことが大切。「ゴキブリが好む環境を作らなければ、ゴキブリが家の中に侵入してくる可能性は低いでしょう」と、オニール博士。 古い段ボールや本、古着など、物置状態となっている屋根裏部屋や、ゴミ箱、地下室などは定期的に掃除をするように徹底すること。このような環境は、ゴキブリにとって安心できる居心地の良い場所になる。 もう一つ大切なのは、ゴキブリの餌になるものを置かないこと。食べ物や汚れた皿を置きっ放しにしたり、ゴミやリサイクル用の瓶でゴミ箱が溢れた状態にしておかないこと(ゴキブリの食糧となるものを一切置かなければ、既に家の中に侵入しているゴキブリも退治できる)。最後に、ゴキブリが侵入してくるのを防ぐために、ドアの下に隙間風ストッパーを差し込んでおくといいそう。