<正しいクレンジング>をカリスマ美容家が徹底解説。「やり方次第で肌老化に影響が。過剰なケアはシミや色素沈着を多発させることに…」
50代になると「美白ケアを完璧にしているのに年々シミが濃くなる…」「食事量は若い頃と変わらないのに、お腹周りの脂肪が増える一方…」といった悩みを抱える女性が急増します。しかし「それらの不調は決して<年のせい>だからではない」と断言するのは、多くの女優やモデルに支持されるカリスマ美容家の山田祥子さん。今回は、山田さんの著書『50歳からのやめる美容はじめる美容 肌・髪・体が変わる』から、50歳からの女性の健康美に欠かせないケアを一部ご紹介します。 【写真】山田さんが推奨するクレンジング剤 * * * * * * * ◆<やめる>肌を劣化させる雑なクレンジング クレンジングはやり方次第で、シワを深くしたり、シミを増やすなど、肌老化の速度に大きく影響を与えてしまいます。 意外とこのことに注意を払っている人は少ないようです。 皆さんは毎日のクレンジングを、顔のどのパーツも同じように行っていませんか? たとえば顔の中でも、汚れ落としが雑でおろそかになりやすい部分があります。 額のクレンジング不足は、目周りのシワやたるみに影響を与えますし、鼻の下のクレンジング不足は、口元の梅干しジワの出現につながります。 このようなクレンジング不足は、皮膚の正常な代謝を落とし、老化を早めてしまいます。 一方、逆に過剰にクレンジングをして必要な皮脂膜まで奪ってしまうと、外界からの刺激を受けやすくなり、その結果、シミや色素沈着を多発させることになりかねません。
◆目元のクレンジングは要注意 また、さらに要注意なのが目元のクレンジングです。 アイライナーやマスカラは、一般的なクレンジング剤では落としにくいため、専用リムーバーやオイルタイプのクレンジングで落とす人が多いかも知れません。 ただ、どちらも洗浄力が強めの界面活性剤が使われ、目周りの乾燥やたるみを招く原因にもなります。 それに加えて、残ったアイラインをこすって落としていたりすると、色素沈着やまぶたたるみの原因にもなってしまいます。 ですから50代の今こそ、正しいクレンジング方法を知っていただきたいのです。 クレンジングを丁寧に行うことは、地味な作業ですが、50代からの美肌づくりには、この「地味ケア」の習慣化こそが大切です。
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