海外観光客の入国規制「緩和の方向で進めたい」岸田首相会見8月10日(全文2完)
今後、入国規制を緩和する考えはあるか
The Japan Times:ジャパンタイムズのウィル・フィーと申します。先日、日本の感染者数が世界最多となり、海外からの観光客を制限して感染の広がりを抑えることへの意味がなくなってきましたが、今後、入国規制を緩和する考えはありますでしょうか。よろしくお願いします。 岸田:まず、新型コロナ対応に当たっては引き続き感染防止に最大限の警戒を保ちつつ、経済社会活動の回復に向けて取り組みを段階的に進めていく、これが基本的な政府の考え方です。そして、その中で水際対策についても、感染拡大の防止と社会経済活動のバランスを取りながら、他のG7諸国並みに円滑な入国が可能となるよう、緩和の方向で進めていきたいと考えています。 しかし具体的な措置については、内外のニーズ、あるいは検疫体制等を勘案しながら、内外の感染状況もしっかり踏まえた上で適切に判断をしていきたいと思います。ぜひ、感染対策と、そして経済社会活動のバランスを取るという基本的な考え方に基づきながら、できるだけG7諸国並みの入国が可能となるよう緩和を進めていきたいとは基本的に考えております。 司会:以上をもちまして、本日の記者会見を終了させていただきます。大変恐縮ですが、現在挙手いただいている方につきましては後ほど、1問、担当宛てにメールでお送りください。後日、書面にて回答させていただきます。ご協力ありがとうございました。 岸田:はい。 記者:記者会見、短すぎます。 記者:8人しかやっていませんよ。短すぎますよ。 (完)【書き起こし】岸田首相会見8月10日