並でも1kg、1.5倍盛りなら2kg超え! 新橋・三芳八の名物「納豆ちゃんぽん」を食べてきた!
想像を超えたボリューム!「納豆ちゃんぽん1.5倍」2134g!
待つこと数分。目の前にやってきたのは…で、でかい、ど迫力のちゃんぽん。そして納豆もがっつり載っている! さぁ、早速計測です。直径約25cmのどんぶりに、高さ約12.5cm、重さは2134g(器の重さを除く)。 ほぼ洗面器サイズの器に、ハートのかまぼこやエビ、野菜、納豆などが載っていて具だくさん! しかもすっごくいい香り。穴あきレンゲも添えられています。「最後の一粒まですくえるようにね♪」と話すのは女将の由美さん。なるほど~。納豆愛も感じます。 「具はキャベツ、ニンジン、キクラゲ、もやし、小松菜、長崎かまぼこ、豚肉、イカ、エビ、アサリ、ネギ、そして納豆です。野菜たっぷりだから意外とヘルシーなんですよ」と女将。ハート型のかまぼこに愛を込めているご本人です。 大盛りの手前、1.5倍でも2kg超え。なんでこんなボリュームに? 「先代店長のサービス精神が代々受け継がれたのと、お客様もリピーターが多くて、やめられなくなったんです(笑)」 なるほど。これを求めてやってくるファンが多い、ということなんですね。 早速一口! スープはほんのり甘く、そして旨みたっぷり。トッピングの野菜はシャキシャキ、そして時々やってくるアサリやエビもいい! 中から出てきた麺は中太ストレートのちゃんぽん麺。程良くスープと絡まり、口一杯に美味しさが広がります。 「うちのちゃんぽんのウリは、麺やスープ、長崎かまぼこを本場・長崎から取り寄せて、自家製豚骨スープを朝から煮込んだものと融合させているところですね」 豚骨スープなのに脂っこくない。やさしい味わいです。しかし、いくら麺をすすってもスープを飲んでも、見た目的に全然量が減らない! おまけに熱々。思わずうれしい悲鳴を上げてしまいそう。 そして素朴な疑問。夜は居酒屋さんなのに、なぜ昼限定でちゃんぽん? 「先代の両親の時代から出しているんですけど、父も母も長崎出身ではありません。実は、メーカーさんにいい麺とスープがあるよって紹介されたのがきっかけなんです。それと、母は熊本出身で、ちゃんぽんもよく食べていたので(出してみようかなと)」 なるほど。確かに、熊本にもちゃんぽんを食べられるお店がいっぱいありますもんね。 「作り方も長崎流とは少し違って、東京スタイルの作り方をしているんですよ」 長崎流の作り方をすると時間がかかってしまうので、東京流にしているとのこと。ランチタイムには100食以上の注文が入るので、なるべく早く出せるようにしているそうです。 「ちなみにこれが普通のサイズですよ~」と出してもらった「納豆ちゃんぽん(小粒)」(1000円)。並べてみると、どう見ても1.5倍以上のサイズ! 気になって計測したところ、直径21cmの器で重さは1213g(器の重さを除く)。女将! 1.5倍じゃない! 約2倍です! これでも十分デカ盛り。衝撃の事実発覚です。 「うち、普通でこのサイズなんです」とニッコリ。 「常連さんが食べにきたことのない会社の後輩を連れてきて、お前は大盛りにしろ。なんて言ってることがあるんですが『パワハラはダメ!』って注意しているんですよ~」 確かに知らない人にいきなり3kgを出したら、そりゃ出された側はエライコッチャです。 「うちのちゃんぽんはね、食べているとどんどん熱くなるんですよ。それでもお客様の中には湯気が出ている熱々のまま食べ切る方もいるんですよ」 熱々なのに早食いで、しかも大食いということ? 新橋のサラリーマン、恐るべし…。 「皆さん、満たされて帰っていきますね。中には眠くなっちゃうよ~、と言われることもあります」 ですよね~。一気にこの量を食べたら、満腹すぎて眠気が襲ってきそうです。