滋賀レイクスが元Bリーガーのマーキース・カミングスを獲得「日本に戻る機会をいただけたことにとても感謝しています」
原スポーツディレクター「Bリーグでも屈指のスコアラーとしての実績を残した選手」
滋賀レイクスは7月11日、マーキース・カミングスと2024-25シーズンの選手契約(新規)が合意に至ったことを発表した。 アメリカ出身、現在35歳のカミングスは198cm108kgのスモールフォワード兼パワーフォワード。ケネソー州立大学を経て2013年にフィリピンのチームでプロキャリアをスタートさせ、以降はNBAのDリーグ、ポーランド、エジプトなどのチームをわたり歩いた。2018-19シーズンに名古屋ダイヤモンドドルフィンズに加入し、翌シーズンにはレバンガ北海道へ加入。その後、日本を離れハンガリーとフランスリーグを経て、今シーズンはメキシコ、アンゴラでプレーした。北海道に在籍した2019-20シーズンは29試合に出場し、平均35.04分のプレータイムで23.3得点、5.0リバウンド、3.4アシストを記録している。 原毅人スポーツディレクターは「コート上でのパフォーマンスはもちろん、欧米アフリカ・アジアという世界中でバスケットボールプレーヤーとして戦ってきた経験値から成るリーダーシップで、若く伸び盛りの選手が多い構成となったチームを牽引していってもらいたいと期待しております」、眞庭城聖GMは「1対1の打開力も持ち合わせたプレイヤーであり多彩なオフェンスで得点、アシストで貢献してくれると評価しております。人間性の部分に関しても彼はコミュニケーションを重視しており、チームメートやコーチ陣と良好な関係性を築くリーダーとしての役割も期待しています」と評している。 カミングスはクラブを通して「仕事が始まる時が待ちきれませんし、新しいファミリーに加わる準備もできています。また日本に戻る機会をいただけたことにとても感謝しています。ここは競争が激しい素晴らしいリーグで、今年も素晴らしいシーズンになることを楽しみにしています!」とコメントしている。 ■滋賀2023-24シーズンロスターの契約状況(7月11日13時時点) 【継続】宮本一樹、ブロック・モータム、野本大智、田原隆徳、江原信太郎、森山修斗 【退団】ライアン・クリーナー(北海道に移籍)、山崎凛(FE名古屋に移籍)、柏倉哲平(川崎に移籍)、キファー・ラベナ(横浜BCに移籍)、ジャスティン・バーレル(福岡に移籍)、湧川颯斗(三遠に移籍)、川真田絋也(長崎に移籍) ■2024-25シーズン新規加入選手(同) 常田耕平(青森)、大庭圭太郎(茨城)、市岡ショーン(熊本)、游艾喆(台湾)、ハビエル・カーター(秋田)、マーキース・カミングス(アンゴラ)
バスケット・カウント編集部
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