50代・新年の目標を叶える「手帳の使い方」あえて“手書き”がいい理由
書き込むだけで自己肯定感が上がる!
「手帳に夢や目標を書くと、早く叶う」「自己肯定感が高くなる」と、ライフコーチの本橋へいすけさんと内向型カウンセラーの井上ゆかりさんは語ります。著書『人生の純度が上がる手帳術』から一部抜粋し、アナログな手帳を使うことの意味を解説していきます。
アナログな手帳だからこそ叶えられること
近年、私たちの暮らしに、テクノロジーの恩恵がすごいスピードでもたらされつつあります。 あらゆる機能のスマホアプリが次々にリリースされ、遠く離れた場所に住む人と、オンラインで会議ができる時代になりました。世の中はどんどん便利になっています。 さて、世の中がこれだけ便利になっているのに、アナログな手帳を使う意味は何だと思いますか? 例えば、仕事のスケジュール管理には、紙の手帳よりデジタルツールを使ったほうが断然、便利です。記載ミスや予定を忘れることがなくなり、必要なURLを探す手間も省けます。 1人1台持つほどスマホが普及し、スマホでお金の支払いができるようになりました。知らない土地へ行ったときには、重い地図帳がなくても、Googleマップのアプリで迷わず進めるようになりました。 必要な情報は何でも、スマホで検索すればすぐに得ることができます。 けれども、人生のコアになるような大切なことを考えるには、アナログツールが適しているのです。その中で「手帳」を使うことのメリットについて、5つの視点から解説していきましょう。
メリット1:客観的に自分を見ることができる
「人のことはよくわかるけれど、自分のことはよくわからない」、多くの人がそう感じた経験があるのではないでしょうか。 その理由は簡単で、人のことは客観的に見ることができるから。しかし自分のことは、当事者であるために、外から一歩引いて見るのが難しいのです。 手帳を使うと、頭の中でぼんやり思っていることや感じていることを、いったん自分の頭の外に出すことができます。 書き出したものを、まるで他人のことを見るように、客観的な視点で見られるのです。 そうすると、ありたい自分・なりたい自分や、本当は手放したいことなどが、だんだんとわかってきます。