50代・新年の目標を叶える「手帳の使い方」あえて“手書き”がいい理由
メリット2:手書きで記憶が定着する
指先を使い、ペンを握って文字を書く作業は、脳にたくさんの刺激を与えます。 一方、パソコンやスマホで文字を打ち込むときの指先の動きは機械的であり、手書きほど脳は活性化されないといわれています。 手書きでの作業は集中力が高まり、記憶の定着に効果を発揮します。 また、思考を言語化することで、物事に対する理解力が深まり、その結果として記憶が定着しやすくなります。
メリット3:夢や目標が叶う
手帳に夢や目標を書くと、早く叶います。いつの間にか叶っていることも多いです。 この効果はよく知られているので、みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。脳のしくみから見ても、理にかなっています。 私たちの住む世界は情報にあふれていますが、脳はこれらの情報をすべて処理することができません。すべての情報を処理しようとすると、脳がパンクしてしまうからです。 人間は、自分に見えていることの10%くらいなら意識できるのですが、残りの90%は無意識の中にあります。 そこで、夢や目標を手帳に書き出して、夢や目標を意識するようにするのです。 脳には「RAS」と呼ばれる機能があります。RASとは「Reticular Activating System」の略。簡単に言うと、脳の「自動発見ツール」のことです。 RASが働くと脳が自然に新しい情報を探して見つけてくるので、現状を変えたいときにも役立ちます。 手帳に夢や目標を書くことで、脳が発見機能を発揮し、夢を叶えるための情報を自動的に探してくれるのです。 例えば、テレビやスマホに流れてくる朝の占いで「今日のラッキーカラーは「赤」と言われると、いつもと同じ道を歩いても、急に赤色が目に入ってくるようになりますよね。 これと同様に、手帳を使うと夢や目標を日々意識するようになるので、RASを効果的に使えるようになります。 このことが「気付いたら書き出した目標が叶っていた」「今までできなかったことが自然とできるようになった」という結果につながるわけです。