洗濯機が故障したので修理を依頼したら、「いろいろな個所を分解したので10万円かかる」といわれました。どこで依頼しても同じくらいかかるのでしょうか?
洗濯機の修理費用がどのくらいかかるのか知らない人も多いかもしれません。今回の事例のように、「修理費用10万円」が相場の金額かどうかを知っておくと、いざ自分の家庭で洗濯機が故障した際に役立つでしょう。 本記事では、洗濯機が故障する原因や長く使うコツを解説し、修理費用の相場を紹介します。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
洗濯機が故障する原因
洗濯機が突然故障すると、日常生活に大きな支障をきたします。洗濯機のトラブルにはさまざまな原因が考えられますが、状況によっては修理費用が高額になることもあるでしょう。修理費用が高額になる理由を理解するためには、故障の原因を把握しておくことが大切です。 ここでは、洗濯機が故障する主な原因をいくつか挙げて解説します。 ■洗濯機の設置バランスが悪い 洗濯機が水平に設置されていない場合、内部のパーツに過剰な負荷がかかり、故障を引き起こす可能性があります。排水溝の都合で洗濯機をかさ上げして設置していれば、気づかないうちに傾いているかもしれません。洗濯機が水平でない状態で使用すると、洗濯槽が正常に回転しないために洗濯物を均等に洗えず、長期的には内部の部品にダメージを与えて故障を引き起こす可能性が高くなるでしょう。 ■排水ホースや排水口にゴミなどが詰まっている 一般的な洗濯機の故障原因として、排水ホースや排水口にゴミが詰まることも挙げられます。洗濯機にはゴミ取りのネットやフィルターが付いていますが、すべてのゴミやほこりを取り除けるわけではありません。細かいゴミや衣類から出た繊維が排水ホースに詰まり、排水がうまくいかなくなるケースがあります。 ■洗濯機のプロペラ部分に負荷がかかる 全自動洗濯機の内部には、洗濯物を回転させるためのプロペラ(パルセーター)があります。パルセーターは洗濯物をかき回す役割を担っており、高速で回転しています。パルセーター部分には大きな負荷がかかるため、摩耗や破損が発生する可能性があるでしょう。