天王寺動物園 国内最高齢のピューマ「マリー」死ぬ
天王寺動物園(大阪市天王寺区)は7日、同園で飼育していたピューマのマリー(雌)が死んだと発表した。マリーは広島県の福山動物園で飼育されているピューマと並び、国内最高齢の16歳だった。
同園によると、マリーは2007年5月25日に静岡県の静岡市立日本平動物園で生まれ、2021年9月6日に天王寺動物園へやってきた。 昨年12月から体調不良がみられ、血液検査や投薬などの治療を行っていた。体調や食欲にムラがあったため、マリーの状態に合わせて展示を見合わせるなどしていたが、今月5日には立つことも難しくなったという。 7日の開園前に飼育員が確認したところ、マリーが横たわっていた。獣医師が同日午前9時10分に死んでいるのを確認した。 マリーの死により、同園で飼育するピューマはいなくなった。