大阪府・吉村知事が定例会見12月22日(全文1)オミクロン株の市中感染があるという前提で
ZEHの普及、啓発を推進
それから、ZEHといいまして、ゼロエネルギーの自宅をつくっていこうということの普及、啓発をやっています。今回ご紹介する部分につきましては、このエネルギー、電気を購入するに当たって、再生可能エネルギーからできた電気を購入するという契約をしませんかと。それも検討しませんかと。そしてそれを共同でやることで、安く購入して、そして環境にも優しい。そういったことをやっていきましょうという事業です。 この再エネというのは実は選択ができます。エネルギーというのは、電力源は実は今、料金メニューを選ぶことができます。これはあまり知られていません。アンケートを取りましたが、知っている人がだいたい、1000人アンケートで知っている人が380人、知らない人が600人。約4割の方が電気の購入って選べるんだっていうことを知らない方が約4割。でも選べます。その中で選び方として、普通に再エネを購入すると、どうしても割高になってしまうので、ここを共同で購入することで値段を下げて、そして環境にも優しいエネルギーを使っていきましょうということです。 仕組みです。府と協定を結びました支援事業者、ここがまず主体になります。支援事業者が府域全体に対して希望者を募っていきます。この数が多いほうがコストメリットを生かすことができることになっています。希望者を募って、スケールメリットを生かした価格の低減を目指します。そして再エネ電気への切り替えを促す共同購入事業を行います。みんなでまとめてお得にエコな電気を購入しましょうというのが趣旨です。登録方法ですけども、まずは無料で参加登録できますから、無料で参加登録、来年の1月7日から受け付けます。そこでこれに興味がある人はぜひ登録をしていただきたいと思います。
環境に優しいエネルギーを導入したい府民は登録を
そして、この支援事業者が、電力会社の入札をして、これだけ多くの数の人がこれを購入したら、一番安くするとどれだけで購入できますかというような、そういった入札を行って、だいたい見積もりがどのぐらいだということを確認いたします。そして、5月10日までが判断ですけれども、5月10日までに、じゃあその再エネに切り替えようという方は登録していただいた中から再エネに切り替えていただきます。 もちろん、いや、これはやりませんと、断るのも当然自由です。その中でどの値段になるかはまだ分かりません。どのぐらいの人が集まる、この趣旨に賛同していただけるかも分からないし、ちょっと分からないところがありますが、これをすることで、実際に電気料金が今より安くなることすらあります。ぜひ再生可能エネルギーを増やしていく、地球に優しい環境対策を実行していこうという方、また場合によっては電気料金が安くなることもある。電気料金が今より少し高くなることがある場合も当然ありますが、そのときでもエコに優しいということを選択されるかどうか。ここはご判断にはなります。もちろん断るのは当然可能という仕組みですので、ぜひ環境に優しいエネルギーを、わが家の電気もそれにしようと思われる方は、この参加募集期間にご登録をよろしくお願いします。僕からは以上です。 司会:知事からの発表事項は以上でございます。それでは質疑に移らせていただきますけれども、質問ある方、手をあげていただきまして私のほうで指名させていただきますので、そのときに社名とお名前を告げられてから、ご質問をお願いいたします。それでは幹事社から。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見12月22日 全文2に続く