大阪府・吉村知事が定例会見12月22日(全文1)オミクロン株の市中感染があるという前提で
京都と兵庫については相互適用に
少し、京都、兵庫と和歌山、奈良で、ちょっと違うところがありまして、兵庫の方、京都の方、奈良、和歌山の方が「大阪いらっしゃいキャンペーン」を使って大阪で宿泊される場合はこの適用になります。範囲を広げていきます。で、京都と兵庫については、大阪府民の方が京都に行かれる場合、兵庫に行かれる場合も相互適用になります。だから兵庫県の皆さんからすると、兵庫に来られる場合も、兵庫県民の方が行かれる場合も、どちらもこの適用になると、お互いが適用になっていくという仕組みになります。これは兵庫と京都についてです。ただ、奈良と和歌山につきましては、奈良と和歌山の皆さんが大阪にいらっしゃる場合は適用になります。ただ、大阪の方が奈良、和歌山に行く場合は適用にはなりません。奈良、和歌山が独自にやっている制度は、現時点では奈良、和歌山の皆さんのみに適用になるという仕組みになっています。 これはなんでそんな違いができるのということですが、予算の都合ということを聞いています。それぞれの都道府県で予算を執行するということになりますので、その中で予算の都合上、現時点では和歌山と奈良については、相互乗り入れにはなっていないという状況です。ただ、ここは、そういった意味で今後変わってくる可能性はあるというのも聞いていますので、状況が変われば相互乗り入れができるようになれば、またご報告をさせていただきます。
再エネの普及拡大、省エネの推進を行う
そして仕組みですけれども、基本的に非常に似た仕組みになっています。宿泊割引については5000円割引、これは京都も兵庫も大阪も一緒です。クーポンについては、兵庫、京都は2000円、大阪府は3000円ということになります。これは1000円、大阪の場合は追加で特別予算を付けて上積みをしているということから、ちょっと違いが出ています。ただ、基本的な仕組みは一緒になります。ご利用される場合は感染対策を徹底してお願いしたいと思います。 これはコロナとは関係ありませんが、再生可能エネルギーをこれからもっと増やしていこうと、利用を増やしていこうということです。2050年にカーボンニュートラルを目指す、これは国の方針もそうであり、大阪府の方針もそうです。その中の地球温暖化対策実行計画において定めていますが、それぞれのロードマップとして、2030年度には温室効果ガスの排出量を40%削減にしていこうという計画です。2013年度比で40%削減していこうと、この目標をすでに掲げています。そのために具体的な策を実行していく必要があります。再エネの普及拡大、省エネの推進を行っていくということです。 再エネの普及拡大についてですけども、全体の利用者の利用率を35%以上に倍増するということを目指しています。現在、府の再エネ利用率は15から20%ですので、今の15から20%の再エネ利用率を35%以上を目指しょうということが1つの目標になっています。そしてこの温室効果ガスの排出量、大阪府内の内訳ですけども、家庭部門が約20%です。8割が産業部門になっています。で、今回は家庭部門についてのご報告と、その事業についてのご紹介です。 まず家庭、事業者もすでにもうやっているんですけれども、同じようなことをやっていますが、家庭バージョンをやっていきます。何かということですが、今はまず家庭でやっているので、どういうことをやっているかっていうと、例えば太陽光発電、そういったものを購入して、そういったパネルを付けていこうというときに、共同事業をやっています。で、どういった事業者がいるか分からない、いろんな誠実でない事業者もいるとも聞いている。何か自分で単独でやるのは不安だという府民の皆さんに対して、共同で太陽光発電を購入して、優良事業者のものを購入していくという事業をやっています。