五輪談合疑惑の調査「今月中に中間まとめ公表の予定」小池都知事会見12月9日(本文1)
東京都の小池百合子知事は9日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年12月9日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年12月9日) ◇ ◇
入院患者数は増加傾向続く
記者:12月幹事社の朝日新聞の小林です。では知事、よろしくお願いいたします。 小池:今日は3点、私からお伝えをいたします。まずコロナでありますが、昨日、モニタリング分析を行っておりまして、感染状況、医療提供体制、引き続きオレンジ色であります。専門家の分析ですけれども、新規陽性者数の7日間平均で見ましても高い水準のままの推移になっていること、そして入院患者数は増加傾向が継続をしているということでした。また、都内の主要繁華街の夜間滞留人口でありますけれども、こちらのほうも直近の1週間で急激に増加していると。いよいよ忘年会シーズンに入ったということをこの数字は表しているのではないかと思います。 結局のところ、ご自身と大切な人の健康を守る最大の武器、それはワクチンであります。オミクロン株の対応ワクチンですけれども、従来型のワクチンと比べましても、上回る効果が期待できると、何度かお伝えしているとおりです。接種期間、接種の間隔、3カ月に短縮ということもございます。こういったことから都の大規模接種会場で、予約なしでオミクロン株対応ワクチン接種可能だということもお伝えをいたしております。そのほか、地元の区や市と連携しまして、今月の末までに臨時の接種会場を5カ所設置いたします。年末年始、人と人との接触が増える、そういう季節でありますので、どうぞ速やかなワクチン接種、お願いを申し上げます。
来週頭から臨時オンライン発熱診療センターを開設
そしてお熱が出た場合、そして重症化、中でも重症化のリスクの高い高齢の方、そして基礎疾患がある方、妊婦の方、小学生以下のお子さん、こういった皆さま方は発熱外来を受診していただきたいと思います。逆にリスクが低いという方、症状の軽い方については陽性者登録センターに登録をしてください。で、健康観察、自らしながら自宅で療養をしてください。 都としまして重症化リスクの高い方、冒頭申し上げましたように、確実に医療につなげていく。そのために診療・検査医療機関をさらに拡充しております。そして特に来週月曜日からは臨時のオンライン発熱診療センターを開設いたします。それで、発熱外来などの医療体制の整備もこのように進めておりますので、ご活用ください。併せまして、リスクの低い方に安心して自宅での療養をしていただくために、陽性者登録センターの体制の拡充などによりまして支援を強化いたしております。引き続き必要な方に必要な医療、そしてケアを届けられますように万全を期してまいります。 そして、これも何度も申し上げておりますけれども、今年の冬はアクティブな冬にということを申し上げている。そのためには3つのポイント、攻め、守り、備え、この3つのポイント、実施をお願いいたします。ワクチン接種、そして感染対策の徹底、備蓄など、攻め、守り、備え、この3つであります。私たち1人1人の行動が感染防止と社会経済活動との両立を進めていくことにつながりますので、どうぞよろしくお願いいたします。これが1点目、コロナであります。 2つ目が「パラスポーツの振興とバリアフリー推進に向けた懇談会」、略してパラバリ懇と言ってるんですが、これについてのお知らせです。この懇談会ですが、パラリンピックムーブメントの継承や発展、そしてユニバーサルデザイン先進都市東京に向けました取り組みの推進を目的に設置したもので、名誉顧問には谷垣禎一先生、そしてメンバーの皆さま方には、これまでもパラ応援大使としてイベントなども参加していただいて、さまざまご協力いただいている方々であります。 第2回の懇談会、今月の20日に開催をいたします。テーマは「パラスポーツやバリアフリーを根付かせていくために」といたしております。ご出席いただける方々には、ご覧の方を予定いたしております。ご覧のようにパラアスリートの方、学識経験者、各界でご活躍の皆さまでございます。ご参加いただくことといたしております。