コロナ対策「行動制限せず、先手先手で必要な対策講じる」小池都知事会見12月2日(本文1)
東京都の小池百合子知事は2日午後、都庁で記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2022年12月2日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2022年12月2日) ◇ ◇
一言で言うと、やっぱりブラボーに尽きる
小池:はい、じゃあ。 記者:12月の幹事社を務める朝日新聞の小林といいます。よろしくお願いします。知事、よろしくお願いします。 小池:今日は、やっぱりトップはこれですね。ワールドカップ。日本代表の決勝トーナメント、本当におめでとうございます。一言で言うと、やっぱりブラボーに尽きるんじゃないかと思います。素晴らしいシュートを決めたり、本当に日本中に明るいニュースを届けてくれました。ただ、これからですよね、またね。強敵、クロアチアということで、日本、悲願の初のベスト8、これを目指して、ぜひ新しい景色を見せてほしいなというふうに思います。頑張ってもらいたいと思います。 そして次がコロナです。コロナについて、きのう、都の対策本部会議を開催しました。そしてこの冬の感染拡大に向けた対策の決定ということでお伝えしたとおりですが、あらためてこの基本的な考え方、こちらのスライドで見ていただきたいと思います。これは、「東京モデル」として構築してきたのが、まず保険と医療提供体制、これをしっかり整えるということでありましたが、この枠組みをさらに拡充するものです。都民1人1人の命と健康を守ると。そして感染拡大防止と社会経済活動の回復、この両立、2本立てを進めるというものです。その際、行動制限は行いません。そして先手先手で必要な対策を講じていくというものです。
速やかなワクチン接種の実践を
これまでも何度か申し上げているとおり、アクティブな冬を過ごす、そのための3つのポイント、これを実践してくださいというお願いであります。まず1つが攻めの、速やかなワクチン接種でございます。オミクロン株対応ワクチンというのは従来型ワクチンを上回る効果が期待できると何度もお伝えしているかと思います。そして接種間隔が3カ月に短縮されている。それぞれ皆さん、これまでの履歴などを確認していただきたいと思います。 ちなみに、これ、きのう初めて発表した調査ですけれども、東京都の医学総合研究所でありますけれども、こちらで調査して4回目と5回目の接種後、いずれも感染を防ぐ中和抗体の値が上昇して、その有効性が客観的なデータとして確認されたという調査です。3回目の接種から時間が経過している方は、逆に言えば中和抗体価が減少しているということが考えられますので、冬の感染拡大に備えてできるだけ早く4回目の接種をお願いいたしたいということです。また、高齢者など重症化リスクの高い方につきましては5回目接種をお願いいたします。そして都の大規模接種会場ですけれども、予約なしで受けられます。オミクロン株対応ワクチン、接種可能となっております。このほか地元の区市、それぞれ連携しまして、今月は5つの会場に臨時の接種会場を設置いたしております。 3年ぶりに実施するのが都庁の展望室から見る初日の出なんですけれども、毎年、これ、人数の制限はもともとあります。そのために抽選という形になりますけど、例年それが10倍を超えるご応募いただいている人気スポットなわけです。3年ぶりですけれども、こちら、あらためて初日の出が観覧できるというところで、それで、じゃあ何が言いたいかというと、すでに400名受け付けているんですけれども、それに加えてTOKYOワクション用の新たな特典として10組20名の方々には、ご招待をすると。初日の出の観覧に10組20名の方のご招待。これはアプリに3回目以上、こちらがTOKYOワクションですけれども、アプリに3回以上の、3回目以上の接種記録を登録された方が対象になります。 今日の5時から福祉保健局のホームページで応募を受け付けますので、年末年始の帰省など、人と会う前にオミクロン株対応ワクチンの接種をし、また、こちらのTOKYOワクションでさまざまな特典がありますので、それらも楽しんでアクティブな冬にしていただきたいということです。TOKYOワクションへのご登録をぜひお進めください。これがまず1点目。