「『やってやろう』という気持ち」現役ドラフトでカープ加入の山足達也が会見。昨季はオリックスで43試合に出場
カープは20日、現役ドラフト1巡目で獲得した山足達也の入団会見を行った。 オリックスのチームメート・杉本裕太郎からプレゼントされたという赤いネクタイ姿で登場した山足は、「30歳を超えて、2球団目を経験するとは思わなかった。環境を変えてやってみたいという気持ちはあったので、いまはうれしい気持ちと、オリックスも好きだったので寂しい気持ちもある。『やってやろう』という思いで頑張りたい」と語った。 【写真】2024年ドラフト会議では、8名の新選手を獲得 大阪桐蔭高ー立命館大ーホンダ鈴鹿を経て2017年ドラフト8位でオリックスに入団。チームの低迷期も、そこからの三連覇も経験してきた。カープへの印象は、「スピード感のある野球、チームという印象。ファンと選手と一体になって、チーム力で勝つチームという印象があった」と語り、「自分の特徴であるスピードと守備。この世界にいる以上は、打撃で、一軍で打席に立ちたい」と新天地での意気込みを語った。 着用するネクタイについては、「これは昨日、ラオウ(杉本)さんにもらいました。今まで赤は似合わないと思って自分では避けてきたが、帰り際に渡されて、『明日は会見でこれを着けてな』と言ってもらいました」と笑顔で明かした。 新天地で迎える1年目のシーズン、「1打席でも多く一軍の打席に立ちたいという気持ちが強い」と話した山足。「環境も新しくなるので『やってやろう』という気持ちでもある。これから広島の野球に溶け込んで、広島を盛り上げることができるように頑張ります。応援よろしくお願いします」と、カープファンへメッセージを送った。
広島アスリートマガジン編集部