30kg痩せた木嶋佳苗死刑囚が「ダイエット記事」を有料公開。買ってわかった“木嶋式ダイエット”の有効性と限界
きっぱりと「こうすれば痩せられる」と言い切るダイエット指南
30キロ痩せることが、決して容易ではない行為であることなど、過去に同レベルの減量を行った私はよ~く知っています。 けれど記事を読めばわかりますが、木嶋佳苗被告は確かにそこまで過酷なやり方で痩せたわけではないのです。そこまでストイックに運動をしたわけでもなければ、食事制限をしたわけでもありません。 簡単にまとめてしまえば、畳一枚程度のスペースでできるトレーニングと、とにかく水を飲むということ。そして参考資料的に拘置所内での献立表が添えられていました。 書かれているメソッドはひじょうに理にかなっています。なぜ、どうして、この結果がもたらされるのかも、しっかりとわかりやすく綴られています。 きっぱりと「こうすれば痩せられる」と言い切ってしまえる潔(いさぎよ)さもいいですね。無駄に分厚いく精神論>ばかりを振りかざすような、よくあるダイエット本を読むよりもはるかに実用的といえましょう。 本人もブログでの連載告知で「メソッドを重ねて5回目を迎える頃には、心が整い、顔から脚まで自然に引き締まり、お腹が凹み、ウエストがくびれ、縦に3本の線が出現するセルフケアです」と言ってます。 ただ、唯一にして最大の難関はきっと、「このメソッドを続ける」それだけなのです。わかってる、わかっちゃいるけど自分では続かないんだよ!私は思わずPCのキーボードに突っ伏してしまいました。
運動する自撮りの写真を毎朝SNSにアップしていても増加する体重…
私は私が自分に甘いことを誰よりも知っています。そうじゃなければ超過酷な-35kgダイエットの後にリバウンドして努力を無に返すなんて愚の骨頂には至りません。 そんな過去があるだけに、現在は毎朝のウォーキングとラジオ体操参加を欠かさずに続けているのです。そう、続けられているのです。それはなぜなのか?ずばり「強制力」を発動させているからなのです。 私はわりと見栄で生きている側面があるせいか、誰かの“監視”の視線があると、ある程度は準ずる努力ができるのです。朝の運動についてはSNSで公言した上で、毎朝自撮りの写真をアップしています。ここまで大っぴらにしてるくせに辞めたらカッコ悪いぞという「強制力」を働かせています。 だがしかし。それでも体重増加傾向が収まらないのは、人十倍くらい食べることが好きだから。そう、ここにどうしても強制力を働かせることができないのです! 私は飲みの場も好きですし、失くしては生きる意味などないくらい人生に於いて重要なもの。期間を区切ってトライすることはできても、こんな人間が半永久的に「強制力」を運動にも食欲にも発動させようなんて、土台無理な話なのです。