佐々木朗希から“お菓子謝罪”受けたWBCチェコ代表選手がエール 「MLBで投げるのを見るのが楽しみ」
昨春のWBCでロッテ・佐々木から右膝に死球を受け、翌朝にお菓子の差し入れ謝罪を受けたチェコ代表のウィリー・エスカラ内野手(25)が9日、強化試合前に取材に応じ、ポスティングシステムによるメジャー挑戦が容認された佐々木にエールを送った。 この日、ロッテがメジャー球団への移籍に向けた手続きを開始することを発表。エスカラは「(球場に向かう)バスに乗っている時にニュースを見てとてもクールだと思った」と明かし「彼は以前からメジャーに行きたいと思っていたようだし、どこに行ってもうまくいくと思う。彼がMLBで投げるのを見るのが楽しみ」と笑顔を見せた。 WBCでは佐々木の162キロ直球が右膝に直撃。その場に倒れ込み表情をゆがめたが、立ち上がり、一塁から右翼方向へダッシュで問題なしをアピール。東京ドームは大歓声に包まれた。 佐々木の投球の威力を身をもって知る男は「その瞬間と2、3日は痛みがあった。しばらくすると痛みもなくなったから、ただ楽しくて良い思い出になった」と回想。翌日に大量のお菓子を差し入れされ「彼は素晴らしい人。その経験で彼に会うことができてとても感謝している」と話した。