消化促進や抗菌作用も。冬のドイツで「シナモン」が愛用される理由
世界のフィットネスの話題をお伝えする「WORLD FITNESS NEWS」。今回は冬のドイツで大活躍の万能ヘルシースパイス「シナモン」について。
シナモンが冬のドイツで大活躍?
寒い冬のお菓子に欠かせないシナモンは、ドイツの多くの家庭で愛用されているスパイスだ。 期待される効果には消化促進に加え、腸をリラックスさせる作用やバクテリアを制御する抗菌パワーなども。 さらにはインスリンのレベルを下げる効果があり、高血圧や糖尿の人に医薬サプリメントとして調合されることもあるのだという。 さて、そんな万能スパイスのシナモンは、相性抜群のリンゴと組み合わせて焼きリンゴやアップルパイを作ったり、ハチミツを加えたシナモン・ハニーティーにして飲んだりと美味しく摂取できるところも人気の秘密。 ベルリンの街中にある屋台では人気のホットワインやグリューワインにシナモンがたっぷり。 最近はそれらを使ったノンアル飲料が販売されるようになって、風邪予防にも有効な冬の力強い味方がいっそう気軽に入手可能になったそう。
WRITER/COORDINATOR
URAE YUMIKO/東京都出身、ベルリン在住。ヨーロッパ各地のライフスタイルやデザイン、アートに関する取材や執筆を行う。現在発酵食品にハマリ中。
URAE YUMIKO edit: Takashi Osanai(初出『Tarzan』No.873・2024年2月8日発売)