田舎暮らしYouTuber、50年前に祖父母が建てた母屋を1LDKに改築。1年かけて完成した新居で、最もお気に入りの場所は…
◆改築した母屋のルームツアー 眺めが最高なキッチン 朝、庭に面したリビングの窓を開けると気持ちいい風が通り抜ける。鳥のさえずりや風にそよぐ木々の音が聞こえてくる。 新居の間取りは1LDK。僕と兄2人が子ども時代を過ごした思い出いっぱいの部屋をキッチンとリビング&ダイニングにして、その隣にあった曾祖母のさくさんの部屋を寝室にした。 新居の中でいちばんのお気に入りがキッチンだ。 大きな窓から光がふんだんに入ってくる。窓から見える景色は美しい絵画のようで、いつまででも見ていられる。 最初は普通の開閉できる窓にしていたけれど、せっかくの景色が真ん中で分断されて悲しかったので、窓枠に直接ガラスをはめ込むFIX窓に換えてもらった。 大きなカウンターテーブルは、大工さんが釘を使わず杉板を一枚に組んでくれたもので、完成したものを見たときはあまりの美しさに鳥肌が立った。 「これからよろしくね」と声をかけながら、丹念に塗料を塗らせてもらった。 ならの無垢材でできたスツールは、僕が住んでいる幸田町の隣町、蒲郡市(がまごおりし)の工房「ECHOES furniture」にオーダーして作ってもらったもの。 座面が広く、お尻の部分が緩やかに削られているので、座り心地がいい。両側の柱は元のものをそのまま活かしている。
◆キッチン、洗面所のタイル キッチンと玄関を隔てる壁に小窓を設けたのは、家族が帰ってきたらすぐにわかるようにしたかったから。縁側から吹いてくる風の通り道にもなっている。 キッチンと洗面所のタイルは色や柄、質感の選択肢があり過ぎて、決めるのに時間がかかってしまった。 悩んだ挙句、キッチンは清潔感のある白にグレーの目地、洗面所のタイルは爽やかなブルーにクリーム色の目地を選んだ。 ブルーのタイルは焼きむらがあって、一枚一枚表情が違うところも気に入っている。 ※本稿は、『TAKASU TILE 自分をHAPPYにする暮らし方: 家づくり、畑仕事、日々の料理、おばあちゃんとの時間』(誠文堂新光社)の一部を再編集したものです。
高須亮佑
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