今日深夜W杯アジア最終予選「絶対に負けられない中国戦」…森保Jは保守的路線を捨てモチベ高い久保、堂安ら新布陣で挑むのか
新型コロナウイルス禍における政府の防疫対策のもとで、オーストラリアはホームで迎える初戦をドーハで行った。中国も同様の方式を取っているため、結果として中国はドーハで初戦と第2戦を戦う。オーストラリア戦へ向けて早い段階でドーハ入りしているため時差も解消させ、日中の最高気温が40度を超す気候にも日本より順応している。 そうした状況でオーストラリアに0-3で完敗を喫した中国は、期待が高かった分だけ国内世論から激しい批判を浴びている。李鉄監督は初戦でリザーブだったブラジルの帰化選手、アランとアロイージオを投入すると予想されるなど、予断を許さない戦いになる。 「与えられた準備期間のなかで、選手たちに意思統一できる絵をもっと持たせてあげなければいけなかった。私自身にも反省があるし、選手たちにもそう伝えた」 6日のオンライン対応で、森保監督はオマーン戦をこう振り返った。負ければ7大会連続7度目のワールドカップ出場に赤信号が灯るだけでなく、指揮官の進退も問われてくる大一番。勝敗の行方はキックオフ前に下される、森保監督の決断にかかってくる。 (文責・藤江直人/スポーツライター)