“整形級のメイク”の達人、産後17kg増の“ものまねメイク”ママ…コンプレックスを原動力に別人級の変化
■産後体重17kg増…3児の母が“ものまねメイク”にたどり着いた思い
メイクですっぴんから別人のように変身する“詐欺メイク”で話題のゆきだるまさん。石原さとみや安達祐実ら人気女優のものまねメイクから、初音ミクや童話風のキャラクターメイクで注目を集めている。そんな彼女がメイクを始めたのは、結婚して第一子を出産してから。出産で太ってしまったことをきっかけに始めたが、今やメイクは彼女の大切な「鎧」となっている。 「産後17kgも体重が増えてしまい、鏡を見たくなくなった時期があったんです。自撮りをするときに斜め上から撮影しても、二重アゴが隠せないレベルで……。高校時代の友人に会ったときに『太ったね』とストレートに言われてしまって(笑)。それがきっかけで『変わりたい』と思ったんです」 学生時代から自身の顔にはコンプレックスがあり、二重に憧れがあった。「とにかく毎日練習しました」と試行錯誤を経て二重の技術を身につけ、さまざまなタイプの化粧品を試した。そうして習得した“詐欺メイク”には「すっぴんとの差をつけるのはもちろんですが、コスプレメイク以外は外に出ても違和感のないメイクを心がけています」とこだわりが詰まっている。 メイク技術を初めてYouTubeで公開したのは石原さとみのものまねメイクで、化粧をしていく過程も投稿。しばらくはテロップのみでの説明だったが、自分の声でメイクの説明も始めた。 「あがり症で喋るのがとても苦手なんです。初めて声を出したのはコスメを比較する動画でしたが、使用感などをしっかりと伝えるにはトークは必要だと思い腹をくくりました」 視聴者から心無い言葉もあったが「否定的でも自分のことに興味を持ってくださるとてもありがたい存在だなと感じています」と前向きに受け止めている。「宝物」である家族にも支えられ、メイク動画を投稿し続けている。 ゆきだるまさんにとってメイクは「自分に自信を与えてくれるものであり、自分を守ってくれる『鎧』です。そしてメイクをするとオン・オフが切り替わる気がしていて、私の『やる気スイッチ』かなと思っています」と宣言していた。