小池都知事が会見 緊急事態措置を決定(全文2完)できることをやっていく
要請、指示と段階を踏んで公表を検討
A:店名公表につきましては、今回の緊急事態宣言のちょうどこのタイミングで飲食店等についても公表できるように規定改正がございました。ただ、先ほど知事からもお話しされていましたように、まずは協力を要請していくというところで、都としても業界団体を通じた協力依頼ですとか、繁華街・商店街の見回りですとか、区市町村と連携した呼び掛けと、こういうことでまずはご協力をお願いして、で、その次の段階に店名の公表というか、その前に要請、指示と、何段階かあるんですけども、そういうことを検討していきたいと思っております。 テレビ朝日:ありがとうございます。
感染者をどの程度まで抑え込みたいか
日本テレビ:日本テレビです。知事にお伺いいたします。今回、2回目の緊急事態宣言および緊急事態措置となりました。実際、第1波のときの緊急事態宣言のとき、幅広い業種にも休業要請をかけ、都民にも強く要請を呼び掛けして、都内では、最終的には確かミニマムで2人までの感染者に抑え込むことができたと思います。 今回2度目ということで、なかなか人々、コロナに慣れ切ってしまった部分っていうものもあるかと思います。果たして知事が今回のこの2度目の宣言・措置で、現在のこの2000人を超える都内の感染者をどの程度まで抑え込みたいと考えているのか、また、1カ月後に来る期間ですけれど、それを解除できるというふうに納得できる数字があれば教えてください。 小池:これは皆さんのご協力なくして何もできないわけであります。そしてまた、1回目のときの緊張感と今では違うじゃないかと言われますけれども、でも実際に皆さま方のお近くの方が急に感染症の陽性になったという話を身近に聞くようになられたのではないかと思います。そしてまた特に、イギリス、南アフリカなどで確認をされている変異種などの問題については、また見えないウイルスがさらに見えなくなっているということで、難易度はさらに上がっているとは思います。それだけに私は、皆さま方の、最後に、力を結集してという大変理念的なことを申し上げましたけれども、これに加えて、これからのさまざまな国会における法改正などもあります。そして今回の緊急事態宣言に伴って国と連携しながら、この措置を1都3県で力を合わせてやっていこうということでございます。