なぜやる?休場力士が続出し新型コロナ恐怖で琴貫鐵が電撃引退でも大相撲初場所強行の異常事態にネットは批判炎上!
大相撲の初場所(両国国技館)の初日を今日10日に控える相撲界に激震が走った。佐渡ケ嶽部屋に所属する序二段の琴貫鐵(22)が9日、自身のツイッターを更新、新型コロナウイルスへの感染恐怖を理由に引退することを発表したのだ。 琴貫鐵は「今日を持って 引退することになりました。 このコロナの中、 両国まで行き相撲を取るのは さすがに怖いので 休場したいと佐渡ケ嶽親方に伝え 協会に連絡してもらった結果 協会からコロナが怖いで 休場は無理だと言われたらしく 出るか辞めるかの 選択肢しか無く 自分の体が大事なので(原文まま)」とツイート。さらに「コロナに怯えながら我慢して相撲を取ると言う選択肢は選べず引退を決意しました。 応援して頂いた方や Twitterでフォローしてくださりリプで励ましてくださった方 ほんとにありがとうございました。先輩に教えて貰った事や 辛かった経験を今後に活かして 第2の人生を生きて行きたいと思います!」と投稿した。 相撲協会は力士のツイッターなどSNSを禁止しているが、すでにアカウント名は「柳原大将(元琴貫鐵大将)」とし「力士を引退してTwitter禁止は 無くなったと思いますので 今後引退を決めた話など色んな事をこの Twitterで発信していくと思います」とも記した。 相撲関係者の話によると、所属部屋の佐渡ケ嶽親方が琴貫鐵の訴えを受けて協会に電話で相談したが、「休場には診断書の提出が必要である」との返答があった。琴貫鐵のPCR検査は陰性だったため、診断書などを出せるわけがなく断腸の思いで引退を選択したという。 初場所を前に荒汐部屋で若隆景ら12人が新型コロナに感染、さらに横綱・白鵬の陽性反応も明らかになり1都3県への緊急事態宣言が発令されたこともあり相撲協会は8日、親方や力士ら全協会員878人に対してPCR検査を実施した。その結果、九重部屋の西前頭13枚目の千代翔馬、西十両5枚目千代鳳、幕下以下の力士2人、友綱部屋の幕下以下の力士1人の計5人にも陽性反応が出たため陽性者及び濃厚接触の可能性がある各部屋の力士だけでなく親方や行司、床山まで協会員全員の休場を決めた。最終的に新型コロナ関連で休場する力士は関取15人を含めて65人にものぼった。初日からの十両以上の力士の休場者数はけがの横綱鶴竜を含めて計16人となり、戦後最多だという。